令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (125 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf |
出典情報 | 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》 |
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「令和元年度救急業務のあり方に関する検討会」の中で、緊急度判定の導入
の推進を目的として、モデル地域における実施・検証の上、
「緊急度判定の導入
及び運用手引書」の作成等を行った。その上で、この手引書を有効に活用しな
がら、緊急度判定の導入の推進に努めるよう、
「119 番通報時及び救急現場にお
ける緊急度判定の導入の推進について」
(令和2年3月 27 日付け消防救第 84 号
消防庁救急企画室長通知)を発出した。
令和3年度は、119 番通報時に緊急度判定を「実施している」と回答した消
防本部は 39.6%(287 本部)であったのに対し、令和4年度は 40.2%(291 本
部)
、
「未実施だが、実施を検討している」と回答した消防本部が令和3年度は
12.8%(93 本部)であったのに対し、令和4年度は 15.9%(115 本部)、
「未実
施であり、実施を検討していない」と回答した消防本部が令和3年度は 47.1%
(341 本部)であったのに対し、令和4年度は 43.8%(317 本部)であった。
また、救急現場で緊急度判定を「実施している」と回答した消防本部は 57.7%
(417 本部)であった(図表3-17)
。
緊急度判定を実施している消防本部は、119 番通報時では約 40%、救急現場
では約 60%にとどまっていることから、消防庁から発出された「緊急度判定の
導入及び運用手引書」も有効に活用し、より多くの消防本部で導入が進むこと
が望まれる。
図表3-17
119 番通報時及び救急現場での緊急度判定の導入について
(消防本部回答)
119 番通報時の緊急度判定導入率
令和4年度(令和4年8月1日現在)
令和3年度(令和3年8月1日現在)
無回答
0.4%(3本部)
実施している
39.6%(287本部)
未実施であり、実施を検
討していない
43.8%(317本部)
N=723
N=724
未実施であり、実施
を検討していない
47.1%(341本部)
実施している
40.2%(291本部)
未実施だが、実施
を検討している
12.8%(93本部)
未実施だが、実施を
検討している
15.9%(115本部)
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