資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (131 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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た。
カルバペネム系抗生剤の最大量で治療を開始したが、4˜5 日経過
しても酸素必要慮が増大し、15L リザーバーマスクより 15LNIPPV
治療が必要となった。
画像では、左肺野に非区城性広範囲に間質影が出現。
2022 年 5 月 25 日
検査で KL-6 が 1249、SP-D が 754.9 と高値で#2 と診断、ステロイ
ド・パルス療法を併用した。
呼吸状熊の急激な悪化は#2 の関与が原因と考えられた。
その後、左肺野の阿質影は消失し呼吸状態も改善したため。
2022 年 6 月中旬
NIPPV より離脱した。
2022 年 7 月初旬
酸素吸入から離脱した。
日付不明
2 か月半を経過しても、右下葉の肺炎像はわずかに残存してい
る。
以上の経過から、当患者様の病態は#1˜#3 と考えられた。
#2 の原因として、カルバペネム系抗生剂による薬剤性間質性肺炎
の可能性も考えられたが、治療前の CT 画像で左肺に軽度ながら
間質影が出現しており、
主因でないと考えられる。また、膠原病マーカーも陰性で膠原病
性も否定的。
当患者様、昨年に COVID19 ワクチン(ファイザー製)を 2 回接
種、2022 年 2 月 27 日にモデルナ製を接種の既往があり、昨年の
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