資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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2021/07/13
発熱と嘔気が発見した。
2021/07/20 発熱、倦怠感の症状が発現。その後、病院にて肝障
害のため入院。
日付不明
接種 18 日後に退院とした。
本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副
反応報告症例(厚生労働省受付番号:v21126997)である。
2021/12/23 医師より追加情報を入手した。
本例は、「Journal of Cardiology Cases」に掲載された症例で
ある。
AF は企業により重篤と判断された。
心嚢液貯留;
22358
心房細動;
心筋炎
2021/07/27 本剤 1 回目の接種。
日付不明
接種前の体温:36.0℃。
2021/08/27
13:00 本剤 2 回目の接種。夜間より、発熱あり。
2021/08/29
00:00 胸痛あり。前医を受診。心電図での広範な
ST 上昇や血液検査での心筋逸脱酵素上昇あり。
2021/08/30 当院紹介受診。心電図実施し、I、aVL、2-aVF、V36、ST 上昇持続。CK 1,488、トロポニン I 76.819 ng/mL。
proBNP 595 pg/mL。
mg/dL。
CK-MB 99.7 IU/L or ng/mL。
NT-
CRP 5.33
D ダイマー 0.27 mcg/mL。急性心筋炎で入院。冠動脈造
影では有意狭窄なし。胸部 X 線は正常。心エコー検査実施し、左
室駆出率 42.4%、後側壁運動低下。右心カテーテル検査施行。心
筋生検施行し、結果浮腫状心筋あり。MRI 実施し、左室駆出率
38.3% と低下、LGE 陽性。心房細動発症し、アプリンジン
100mg/1 回 点滴静注。アセトアミノフェン 600mg 屯用内服開
始。洞調律復帰。不整脈がアプリンジン投与で改善。不整脈消
失。AF の転帰は、回復。
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