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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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本文献報告以外の情報は文献で報告され、COVID-19 予防のため本
剤(製造番号 3005702)を投与された 31 歳男性患者における好酸
球減少症及び全身症状との薬物反応(アロプリノール誘発性薬剤
性過敏症症候群)の発現について記述している。

文献参照:

Korekawa A, Nakajima K, Fukushi K, Nakano H, Sawamura
D.mRNA ベースのコロナウイルス病 2019 ワクチンに関連した薬剤
性過敏症症候群の 3 症例。J Dermatol。2022;49:652-5

過敏症素因(個々):過敏症素因なし(家族):不明痙攣の既往
歴(個々):痙攣の既往歴なし(家族):不明ワクチン接種の副反
応の既往歴なし合併症なし既往歴なし:あり(病状:高尿酸血
症)。
好酸球増加と全身
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症状を伴う薬物反


既往歴は痙攣。

合併症は、痛風(当院転院 38 日前より痛風の診断でアロプリノ
ール内服開始)、過敏症、高尿酸血症。

併用薬にはアロプリノール(痛風、2021 年 8 月 19 日˜日付不
明)、クロザピン(適応症不明)があった。

2021 年 9 月 14 日 2:50 PM、本剤(筋肉内)5 mL の初回投与を受
けた。本剤の投与開始後、2021 年 9 月 16 日、患者に好酸球性食
道炎及び全身症状との薬物反応(アロプリノール誘発性薬剤性過
敏症症候群)(重篤性の基準入院、医学的に重要かつ生命を脅か
すもの)が発現した。患者は好酸球減少症及び全身症状との薬物
反応により、2021 年 9 月 18 日から 2022 年 1 月 11 日まで入院し
た。有害事象に対してコハク酸メチルプレドニゾロンナトリウム
を 125 mg/日の用量で、有害事象に対してプレドニゾロン(経
口)を 1 mg/kg の用量で 1 日 1 回投与した。本報告時、好中球減
少症及び全身症状を伴う薬物反応(アロプリノール誘発性薬剤性

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