資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (28 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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2022 年 3 月 26 日
新型コロナウイルスワクチン 3 回目接種
2022 年 3 月 29 日
複視出現
2022 年 4 月 4 日
当院眼科を受診し、MRI にて脳内に多発の T2 高信号な病変を認め
た。本剤接種後の ADEM もしくは MOG 抗体関連疾患の増悪が考え
られた。
2022 年 4 月 5 日
神経内科にて入院加療、ADEM と診断
ステロイドパルス
2 クール実施後 PSL 内服
MRI では大脳皮質、白質や視床、脳幹、右三叉神経などの多数の
部位に病変を認めたが、自覚症状は複視のみであった。
日付不明
入院中、ステロイドパルスを行い複視は改善傾向であったが、不
十分であったため 2 回目のステロイドパルスを実施。その後、プ
レドニン 60 mg から内服開始し、漸減した。
2022 年 5 月 4 日
退院(退院時 PSL30mg)
2022 年 5 月 6 日
急性散在性脳脊髄炎、両眼球運動障害、複視、抗ミエリンオリゴ
デンドロサイト糖蛋白抗体関連疾患、状態悪化、の転帰は、軽快
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