資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (153 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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イルス感染再活性化)(重篤度基準は医学的に重要)をきたし
た。
患者にトシリズマブ(皮下)を投与した(用量及び頻度不明)。
レボフロキサシン(用量及び頻度不明)及びアセトアミノフェン
(用量及び頻度不明)。
疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)に対するアレルギーが多く報
告されており、 モデルナワクチン 1 回目接種 10 日後に発熱、関
節痛を認め、受診。患者は咽喉痛を否定した。レボフロキサシン
に反応し、多発性関節炎を発症した。肝機能障害及び血球減少症
は認められなかった。
患者はメトトレキサートなしでトシリズマブ(TCZ)の皮下注射
による治療を受けた。TCZ を 2 週間毎に 3 カ月間投与した後、臨
床的疾患活動性指数 35 の上昇は 3 に改善した。
本剤に取られた措置は不明であった。
本報告時、関節リウマチ(関節リウマチの再燃)及び EPSTEINBARR ウイルス感染反応(エプスタイン・バーウイルス感染再活性
化)は回復しである。
診断結果(可能であれば括弧内に正常範囲を示す):
日付不明
アラニンアミノトランスフェラーゼ:14 U/L。
抗環状シトルリン化ペプチド抗体:35.3 35.3 U/mL。
抗好中球細胞質抗体:(陰性)陰性。
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ:13 U/L。
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