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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (187 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による

予防接種後副反応疑い報告書(厚生労働省受付番号:
v2210001938)である。

合併症は花粉症。

アナフィラキシー
反応;
24099
無力症;

発疹

2022 年 8 月 5 日

19 時 26 分

季節性アレルギー
スパイクバックス筋注 4 回目を接種した。

2022 年 8 月 5 日

午後

脱力ありとの事、皮疹もあったとのことでアナフィラキシーの疑
いで入院した。

2022 年 8 月 6 日

症状の転帰は、軽快。
本自発症例は医師により報告である。

日付不明

本剤の 2 回目の接種。

24100

小脳萎縮

日付不明

患者は小脳萎縮を発現した。耳鼻咽喉科検査で小脳損傷を示唆す
る所見を認め、 MRI 検査で軽度の小脳萎縮を認めた。2 回目接種
の数ヵ月後に比較的急性に発症し、その後、頭部ふらふら感や歩
行障害などの症状が改善しなかったことから、接種後の小脳炎及
び自己免疫性小脳炎が最大の鑑別疾患と考えられた。自己免疫性
小脳炎関連抗体は、結果待ちの抗グリアジン抗体を除き陰性であ
った。その他の症状/事象が発現したかどうかは不明であった。

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