資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (98 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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体温:摂氏 36.5 度、受診時の摂氏 38.1 度で摂氏 38.1 度であっ
た。
C-反応性蛋白:2.86 mg/dL。
胸部 X 線:異常:両側下肺野にすりガラス陰影(GGO)。
フィブリン D ダイマー:0.49 μg/mL。
心拍数:90/分。
リンパ球数:630/μL。
酸素飽和度:95%低酸素症の徴候なし。
SARS-CoV-2 検査:(陽性)初回投与 2 日後、PCR 検査で SARS-CoV2 が陽性。
白血球数:4730/μL。
本例は、「第 129 回日本結核・非結核性抗酸菌症学会近畿支部学
会,第 99 回日本呼吸器学会近畿地方会合同学会(2022.7.23)/大
阪府大阪市
()72/()」で発表された症例である。
血小板減少性紫斑
24036
病;
間質性肺疾患
患者は 69 歳男性.2021 年 6 月と 7 月に COVID19 ワクチン(スパイ
クバックス筋注:モデルナ社)を接種し,同年 8 月に特
発性血小板減少性紫斑病を発症したため,経静脈的免疫グロブリ
ン療法,ステロイド投与による治療を受け軽快した.同
年 10 月に肺炎と診断され,抗菌薬治療を行ったが,肺陰影,酸素化
の悪化傾向を認め,11 月に当科に紹介された.両肺野
全体に広範なスリガラス影を認め,特発性器質化肺炎,肺胞出血薬
剤性肺障害などを鑑別に挙げ BAL を施行し,細胞
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