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資料1-2-3-4    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注5~ 11歳用・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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(2022/04/16)、「血管性浮腫(疑い)」と記載された。

事象「血管性浮腫(疑い)」、「蕁麻疹/痒みを伴う紅斑・膨疹を体幹および四
肢の近位側に認めた」、「倒れた」は診療所受診を必要とした。

実施した臨床検査と処置は以下の通り:

体温:(2022/04/04)摂氏 36.4 度、注釈:ワクチン接種前。

治療処置は血管浮腫の結果として実施された。

蕁麻疹の結果として治療的処置がとられた。

臨床経過:

ワクチン予診票での留意点(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヶ月以内のワクチ
ン接種や病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況等)はなかった。

2022/04/05 13:00(ワクチン接種の 22 時間 44 分後)、蕁麻疹を発現した。

2022/04/05 午後から痒みを伴う紅斑・膨疹を体幹および四肢の近位側に認め
た。

顔面、手背、手掌には認めず、口唇や眼瞼結膜などは変化を認めなかった。

夕食摂取、入浴は特に問題なく就寝したが、深夜に一度嘔気で覚醒し、ふらつ
き、顔面蒼白となり倒れたがすぐ立ち上がることが出来た。

2022/04/06 午前、当科を受診した。

紅斑・膨疹は前日に比べ減ってはいるが、体幹・四肢に広範囲に認めた。

蕁麻疹として抗ヒスタミン薬を処方した。

報告医師は、以下の通りにコメントした:

2022/04/06、当科受診時の現症は蕁麻疹であるが、深夜にみられた嘔気、顔面
蒼白、転倒については同症のみでは説明困難であった。血管性浮腫などとの鑑
別を要する。

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