資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注5~ 11歳用・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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ス IgG、IgM を測定しているが、既感染パターンであった。
ワクチン接種後の無菌性髄膜炎であり、ウイルス PCR 検査も保険診療外で行っ
ていないためワクチン接種による無菌性髄膜炎を否定できなかった。
2022/05/06、COVID-19 の抗原定量検査(検査項目:鼻咽頭スワブ)を受け、結
果は陰性であった。
追加報告、報告された臨床経過:
事象の説明は、ワクチン接種後髄膜炎を発症し、髄膜炎が否定できないという
患者が一人いる、と報告された。
追加報告で、患者が 7 歳 9 ヵ月の男性(ワクチン接種時年齢)であると報告さ
れた。
ワクチンの予診票(基礎疾患、アレルギー、最近 1 ヶ月以内のワクチン接種や
病気、服薬中の薬、過去の副作用歴、発育状況等)による患者の病歴は、ネコ
アレルギー、ハウスダストアレルギーを含んだ。
2022/05/02(ワクチン接種 2 日後)、患者は無菌性髄膜炎を発症した。
2022/05/10(ワクチン接種 10 日後)、患者は病院に入院した。
2022/05/17(ワクチン接種 17 日後)、患者は退院した。
2022/05/17(ワクチン接種 17 日後)、事象の転帰は、回復であった。
事象の経過は、以下の通り:
病院での身体的所見上項部硬直を認め、血液検査では CRP 0.08、WBC 18320 で
あった。
経過と検査所見から、細菌感染の可能性は、低いと考えた。
患者はケトン体 3+と陽性であり、食事摂取不良も背景にあったと考え、補液経
過観察目的で入院となった。
発熱は翌日まで持続し、頚部痛も改善しないため、髄液検査を実施した。
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