資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注5~ 11歳用・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (71 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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2022/05/26、造影 MRI 検査を受けた、コメント:心室中隔基部心筋障害は否定
できない(わずかな遅延造影がみられた)。
心筋炎調査票
1.病理組織学的検査は未実施であった。
2.臨床症状/所見:めまい/失神(2022/05/21)。
3.検査所見: トロポニン I (検査日 2022/05/22) 0.023ng/mL、上昇あり。
CK(検査日 2022/05/21)114 U/L、上昇なし。
CK-MB(検査日 2022/05/21)1.6 U/L、上昇なし。
CRP(検査日 2022/05/21)0.02 mg/dL、上昇なし。
4.画像検査:2022/05/26、心臓 MRI 検査を実施し、結果は造影ありおよび異常
所見なし。
2022/05/31、冠動脈 CT を施行し、結果は冠動脈狭窄なしであった。
2022/05/21 および 2022/05/31、心臓超音波検査を施行し、結果は異常所見なし
であった。
左室駆出率分画は 60 であった。
5.心電図検査。2022/05/21、心電図検査を実施し、房室伝導遅延または心室内
伝導障害(I˜III 度房室ブロック、新規に出現した脚ブロック)、III 度房室ブ
ロック時に、心室の補充調律が出現せず、ventricular stands III(報告の通
り)で、失神し、数秒で洞調律となり意識も回復した。
6.鑑別診断。臨床症状/所見を説明可能なその他の疾患が否定できない。
2022/05/31、患者は造影 CT 検査を受けた、コメント:冠動脈に異常はみられな
かった。
2022/05/21 14:30、心室補充調律を伴わない完全房室ブロックを発現した。
2022/05/21 から 2022/05/31、10 日間の入院。
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