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提案書13(2402頁~2600頁) (126 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

364201

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

経皮的脳血栓回収術(経皮的頸動脈ステント留置術併用加算)
日本脳神経血管内治療学会
29脳神経外科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

28放射線科
関連する診療科(2つまで)
12神経内科

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する

提案当時の医療技術名

令和4年度

経皮的脳血栓回収術(経皮的頸動脈ステント留置術併用加算)



追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)


178-4
1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

該当する場合、リストから○を選択

2-A

点数の見直し(増点)

該当する場合、リストから○を選択

2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し





保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6

提案される医療技術の概要(200字以内)

その他」を選んだ場合、右欄に記載

既存項目である外保連試案 S91-0112210経皮的脳血栓回収術(K178-4 経皮的脳血栓回収術)は、疾患病態により、外保連試案S82-0109900経皮的ス
テント留置術・頚部脳動脈(K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術)を併用せざるを得ない場合がある。その難易度や臨床上の有用性を考慮し、よ
り高い評価とする。

文字数: 159

再評価が必要な理由

頭蓋内脳主幹動脈閉塞による急性期脳梗塞患者において、経皮的脳血栓回収術が高いエビデンスレベルと共に極めて有効な治療として認められて
いる。その病態として、心房細動を誘因とする心原性脳塞栓症に加えて、頚動脈狭窄症を誘因とする動脈原性脳塞栓症もあり、後者の場合には経
皮的脳血栓回収術を行うと同時に狭窄している頚動脈を経皮的頸動脈ステント留置術を用いて治療する必要がある。しかし現在、経皮的脳血栓回
収術と経皮的頸動脈ステント留置術を一期的に施行した場合に相当する項目が無いため、経皮的脳血栓回収術(経皮的頸動脈ステント留置術併用
加算)としての再評価が妥当であると考える。また文献的報告※が多数ある。追加のエビデンスには※を付記。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

頭蓋内脳主幹動脈閉塞による急性期脳梗塞患者において、経皮的脳血栓回収術が高いエビデンスレベルと共に極めて有効な治療として認められて
いる。その病態として、心房細動を誘因とする心原性脳塞栓症に加えて、頚動脈狭窄症を誘因とする動脈原性脳塞栓症もあり、後者の場合には経
皮的脳血栓回収術を行うと同時に狭窄している頚動脈を経皮的頸動脈ステント留置術を用いて治療する必要がある。しかし現在、経皮的脳血栓回
収術と経皮的頸動脈ステント留置術を一期的に施行した場合に相当する項目が無いため、経皮的脳血栓回収術(経皮的頸動脈ステント留置術併用
加算)としての再評価が妥当であると考える。

対象とする患者は頭蓋内脳主幹動脈閉塞による急性期脳梗塞患者において、頚動脈狭窄症を誘因とする動脈原性脳塞栓症である。本症には経皮的
脳血栓回収術を行うと同時に狭窄している頚動脈を経皮的頸動脈ステント留置術を用いて治療する必要がある。しかし現在、経皮的脳血栓回収術
と経皮的頸動脈ステント留置術を一期的に施行した場合に相当する項目が無いため、経皮的脳血栓回収術(経皮的頸動脈ステント留置術併用加算)
としての再評価が妥当であると考える。


診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)

178-4

医療技術名

経皮的脳血栓回収術
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 経皮的脳血栓回収術施行時に、頚動脈狭窄症を認める症例の脳主幹動脈再閉塞率は高く、当該手技を行うことにより死亡率低減やQOLの改善は明
らかである。
後等のアウトカム

③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等 今後、脳卒中ガイドラインで経皮的脳血栓回収術と経皮的頸動脈ステント留置術の併用が
の改訂の見込み等を記載する。)
有効であることが記載されるものと考えられる。

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