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提案書13(2402頁~2600頁) (143 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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1)名称

⑯参考文献1

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

頻尿を訴える男女100名を無作為に膀胱蓄尿監視に基づく行動療法を施行する群と膀胱蓄尿監視を記入するのみの群との2群
に割り付けた。4週間後前者の夜間頻尿回数が2.5±1.0であったのに対し後者は3.1±1.2であり有意差(p=0.027)を認め
た。膀胱蓄尿監視に基づく行動療法は有意に夜間頻尿の回数を減少させることが示された。

1)名称

Effect of salt intake reduction on nocturia in patients with excessive salt intake.

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Matsui T, Miyata Y, Sakai H.
Neurourol Urodyn 2019: 38; 927-933.

4)概要

夜間頻尿を有する男女に排尿蓄尿監視に基づいて塩分制限について記載された冊子を配布して指導することで夜間頻尿が改
善するかを前向きに検討した。塩分制限が達成できているかは尿中のナトリウム濃度を測定し判断した。223名(69.5%)
の男女が塩分制限が達成でき、98名(30.5%)が達成できなかった。達成群は夜間頻尿が2.3±0.9回から1.4プラスマイナ
ス1.0と改善し、夜間尿量比も30.2±7.5から27.7±7.3%と有意に減少した(p<0.0001)。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Noctuira in men is a chaotic condition dominated by nocturnal polyuria.
Fujimura T, Yamada Y, Sugihara T, et al.
Int J Urol 2015: 22; 496-501.

4)概要

下部尿路症状に対して未治療で夜間頻尿を有する男性299名に排尿蓄尿監視、主要下部尿路症状質問票調査、睡眠症状質問
票、尿流量・残尿量測定、および血液検査を行い夜間頻尿と臨床背景因子を検討した。夜間排尿回数は1回(36名)、2回
(65名)、3回(85名)、4回(78名)、5回(34名)であった。年齢、腎機能低下、高脂血症、膀胱容量減少、夜間多尿、
尿意切迫感、膀胱痛、不眠症が3回以上の夜間頻尿と関係していた。排尿蓄尿監視を行い病態に応じた治療法の必要性を示
した。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Excessive nocturnal urine production is a major contributing factor to the etiology of noctuira.
Weiss JP, van Kerrecroeck PE, Klein BM, et al.
J Urol 2011: 186; 1358-1363.

4)概要

夜間頻尿を有する男女1003名に3から7日間の排尿蓄尿監視を行った。641名(76%)が夜間多尿であり、年齢と相関してい
た。また、別のコホート1412名を調べたが806名(88%)が夜間多尿であった。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

The impact of self-management of lower urunary tract symptoms on frequency-volume chart measures.
Yap TL, Brown C, Cromwell DA, et al.
BJU Int 2009: 104; 1104-1108.

4)概要

夜間頻尿を訴える男性140名を、自己管理プログラムを行う群と標準ケアを行う群に無作為化割り付けた。介入前、3,6,
12か月後の3日間の排尿蓄尿監視、国際前立腺症状スコアを比較検討した。自己管理プログラム群では3箇月後の排尿蓄尿監
視における平均膀胱容量が57(33-83)ml増加した。一日排尿回数、夜間排尿回数も自己管理プログラム群で2.6回、0.7回減
少し、6箇月後、12箇月後も維持されていた。排尿蓄尿監視に基づく自己管理プログラムは下部尿路症状の改善に有効であ
る。

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

Does cognitive behavioral therapy using a self-check sheet improve night-time frequency in patients with
noctuira? Results of a multicenter randomoized controlled trial.
Kiyoda Y, Okada M, Kato R, et al.
Int J Urol 2021: 28; 444-449.

⑯参考文献5

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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