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提案書13(2402頁~2600頁) (138 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑯参考文献1

1)名称

Clinical and patient-reported outcome measures in men referred for consideration of surgery to treat lower
urinary tract symptoms: Baseline results and diagnostic findings of the urodynamics for prostate surgery
trials;Randomised evaluation of assessment methods (UPSTREAM).

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Lewis AL, Young GJ, Abrams P, et al.
Eur Urol Focus 2021:5:340-350

4)概要

26施設から820名が組み込まれた無作為化割り付け試験。前立腺肥大症症状スコア、性機能評価、治療満足度が評価され
た。手術療法により両群とも症状スコアの改善を認めた。内圧尿流測定実施群は非侵襲的尿流動態検査(尿流測定、残尿測
定)と比較して治療満足度は同等であった。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Impact of detrusor underactivity on the postoperative outcomes after benign prostatic enlargement surgery
Plata M, Santander J, Trujillo CG et.al
Neurourology and urodynamics 2021:40:868-875

4)概要

経尿道的前立腺レーザー蒸散術(PVP)を施行した前立腺肥大症患者を対象に、術前の内圧尿流検査(PFS)により排尿筋収縮力
低下群(N=113)と排尿筋収縮力正常群(N=158)にわけて2年後の成績を比較した報告。両群間では、国際前立腺症状スコア
(IPSS)の改善率に差は無かったが、排尿筋収縮力低下群で、QOL改善度が低く、術直後の尿閉のオッズ比が2.36と高かっ
た。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

The Movement Disorder Society Criteria for the Diagnosis of Multiple System Atrophy.
Gregor K. Wenning MD,PhD, Iva Stankovic MD,PhD, et al.
Movement Disorders 2022; 37: 1131-1148.

4)概要

多系統萎縮症の国際診断基準改定新版。コア症状として、神経因性膀胱(排尿直後の100ml以上の残尿)・起立性低血圧(立位
時の-20mmHg以上の収縮期血圧低下)(自律神経症状)と、固縮・ふらつき(運動症状)の両者を有するものと定義されており、
下部尿路機能障害の評価が必須とされ、内圧尿流測定(プレッシャーフロースタディ)を含めた尿流動態検査(ウロダイナミ
クス)が重要とされている。

⑯参考文献2

⑯参考文献3

1)名称

⑯参考文献4

⑯参考文献5

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

The 12-year symptomatic outcome of transurethral resection of the prostate for patients with lower urinary
tract symptoms suggestive of benign prostatic obstruction compared to the urodynamic findings before surgery
Masumori N, Furuya R, et.al
BJU Int: 2009,105:1429-1433

4)概要

経尿道的前立腺切除術を施行した下部尿路閉塞、排尿筋過活動、排尿筋低活動を有した前立腺肥大症患者の長期成績を後ろ
向きに検討した研究である。評価可能であったのは、92名中43名であった。IPSS、QOLIは、どの症例でも、経時的に悪化し
ていたが、10年以上経過しても、術前よりもよかった。多数は満足していたが、下部尿路閉塞のない排尿筋低活動の患者8
名のうち、1/3はその結果に満足していなかった。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

男性下部尿路症状・前立腺肥大症診療ガイドライン
日本泌尿器科学会
2017年

4)概要

内圧尿流検査(PFS)により、膀胱出口部の閉塞の有無を確認してから手術を施行することで手術成績が改善する。

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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