提案書13(2402頁~2600頁) (53 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
乳房縮小・固定術は欧米などの医療先進国ではすでに多く施行される安全性の高い手術手技である。わが国乳癌診療ガイド
ライン治療編 2022年度版においては、総説の中で”乳房縮小手術・乳房固定術の要素を取り入れた手技により、より整容
性に優れた結果を得ることができる”と記載されている。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
乳房再建あるいは乳房再建用エキスパンダー・インプラント実施施設(後者は所轄学会認定要件あり)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
乳腺専門医1名以上、形成外科専門医1名以上、かつ手術室看護師1名以上配置されている。合併症発症時に対応できるバッ
クアップ体制が必要である。
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
なし
⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
術後合併症として血腫形成、血行障害による脂肪の壊死や乳頭の壊死が起こる可能性があり、それぞれの頻度は4%、1-2%、
1%と報告されている。乳癌に対する根治術の合併症率と同等以下である。(医学誌BJPS 2005:58:286-289)
⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
問題なし
K
妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
予想影響額
51,238
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):512,377円
外保連試案2022掲載ページ:188-189
外保連試案ID(連番):S83-0177010
技術度:D 医師(術者含む):3人 看護師:2人 その他:- 所要時間(分):150
------------------------------------------------------------------(ここまで)
区分
区分をリストから選択
特になし
番号
技術名
なし
なし
具体的な内容
なし
プラスマイナス
予想影響額(円)
1,024,760,000円
その根拠
対象人数2,000人、要望報酬51,238点
備考
女性の10人に1人が罹患するといわれる乳癌に対して有効な手術治療となる
増(+)
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
通常の手術機器
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
1)収載されている
米国、Women's Health and Cancer Right Act (US Congress, 1998)
http://www.cancer.org/treatment/findingandpayingfortreatment/managinginsuranceissues/womens-health-and-cancerrights-act 健康保険会社に対側乳癌手術にも支払い義務化
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
⑭その他
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
鶴田 優希、矢野 智之、倉元 有木子、吉松 英彦、柴田 知義、末貞 伸子、山本 真魚、辛川 領、布施 佑馬、前田 恵里
沙、神谷 佳亮、宮下 宏紀
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
⑯参考文献3
⑯参考文献4
⑯参考文献5
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会、日本形成外科学会、日本外科学会
2021年度「乳房再建に関するアンケート調査」結果報告書
NPO法人 エンパワリング ブレストキャンサー(E-BeC) 代表 真水美佳
2021年度「乳房再建に関するアンケート調査」結果報告書、2021年、33ページに記載
再建手術をしてよくなかったことの一番多い理由として、全体の33.5%が”乳房の左右のバランスが悪い”としている
Impact of Contralateral Symmetry Procedures on Long-Term Patient-Reported Outcomes following Unilateral
Prosthetic Breast Reconstruction.
Razdan SN, Panchal H, Albornoz CR et al
Journal of Reconstructive Microsurgery 2019,35(2),124-128
乳房再建を行った553症例のうち、対側の豊胸術を12%、乳房固定を12%、乳房縮小を17%、59%が対側乳癌手術の対象
Contralateral breast symmetrisation in immediate prosthetic breast reconstruction after unilateral
nipPle-sparing mastectomy二the tailored reduction/augmentation mammaplasty.
N. Collis, C.M. McGuiness, A.G. Batchelor et al
Aesthetic Plastic Surgery, 2015,42(3), 302-308
患者の満足度は全ての患者において高い評価であった
乳房再建前に対側乳房縮小・固定術を施行した症例の検討
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
⑯参考文献2
d. 届出はしていない
特になし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
⑯参考文献1
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
OncoplasticBreastSurgery、2021年、6巻、4号、ページ75-81
乳房縮小・固定術を行った症例に対して3D画像撮影解析装置を用いて評価を行ったところ、左右対称性は良好であった
※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。
2454