提案書13(2402頁~2600頁) (73 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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【技術の概要】
乳房再建に用いられた人工乳房に感染、損
傷が生じた場合に抜去する。また、本術式
はBIA-ALCL(Breast implant AssociatedAnaplastic Large Cell Lymphoma)の重要
な治療法である。
【対象疾患】
乳癌および遺伝性乳癌卵巣癌症候群患者に
おける乳房切除術後に人工乳房による乳房
再建を施行された患者
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会の年次報
告によると、2021年の1年間に9,607件の
人工乳房による再建術の報告があり、その
うち268件の抜去が報告されている。
【既存の治療法との比較】
既存の治療法と同様に人工乳房を抜去する
が、保険収載されていないため、現在は創
傷処理での対応となっている。
2474
大胸筋下に挿入された
人工乳房を抜去する
インプラント破損症例
【保険診療上の取り扱い】
K手術 13,757点
(2024年外保連試案により、技術
度C、医師2名、看護師1名、所要時
間60分から算定)