提案書13(2402頁~2600頁) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
110-2
医療技術名
在宅振戦等刺激装置治療指導管理料
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 運動障害に対する脳深部刺激および疼痛に対する脊髄硬膜外刺激の有用性は、いずれも保存的治療法(最良薬物治療)と比較したRCTで明らかと
なっているが、最良の効果を得るためには刺激条件の最適化が必要である。
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
④普及性の変化
※下記のように推定した根拠
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
再評価によって対象患者数や実施回数が変化するものではない。年間対象患者については社会医療診療行為別統計(令和3年6月)より以下のように
算出した。社会医療診療行為別統計(令和3年6月)上、一月で1795件の算定があった。刺激装置導入初期(およそ3か月前後)を除く刺激調整は平
均で3か月に一度程度であるため、患者数を=7180人と推計した。
見直し前の症例数(人)
7,180人
見直し後の症例数(人)
7,180人
見直し前の回数(回)
28,720回
見直し後の回数(回)
28,720回
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
定位機能神経外科治療ガイドライン第3版(2019年発刊、日本定位機能神経外科学会作
成、日本脳神経外科学会学術委員会承認、Minds準拠)、慢性疼痛診療ガイドライン(2021
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す 年発刊、厚生労働行政推進調査事業費補助金(慢性の痛み政策研究事業)「慢性疼痛診療
る。)
システムの均てん化と痛みセンター診療データベースの活用による医療向上を目指す研
究」研究班監修、Minds準拠)に脊髄硬膜外刺激の刺激条件により疼痛緩和の有効性が変化
することが記載されている。
刺激調整に関する施設要件や人的要件はなく、多くの場合植え込みを行った脳神経外科や麻酔科外来で刺激調整は行われている。しかしながら刺
激条件の最適化を図る上では、電極留置の神経学的解剖の理解、刺激条件が臨床効果に及ぼす影響などの理解が必要であり、近年では刺激条件の
複雑化に伴い、刺激設定の難易度(専門性)は高くなっていると考えられる。そのため、近年では専門医ないしはsubspeciality 領域の認定医
(経験年数10-15年以上)レベルの医師が調整を担当していることが多い。また、当該技術に関連する諸学会で講習会ないしはハンズオンを行い
調整を担う医師の技術の向上に努めている。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 特になし
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 特になし
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特になし
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
増点による変化はない
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
問題無し
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
810
1,200
難易度上昇により、専門医(経験年数10-15年)クラスの医師1人が調整に少なくとも30分以上を要するため
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
区分をリストから選択
番号
技術名
具体的な内容
特になし
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
112,008,000円
その根拠
1件あたり390点増点となり、3,900円/件 x 28,720件/年 = 112,008,000円/年 の医療費負担増となる。
備考
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
特になし
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
関連学会:日本脳神経外科学会 (Tel:03-3812-6226, Email:jns@jnss.or.jp, URL:http://jns.umin.ac.jp)
⑭参考文献1
1)名称
刺激調整の基礎知識と方法
2)著者
上利
3)雑誌名、年、月、号、ページ
メディカルチームのためのニューロモデュレーション治療完全ガイドブック、2022年、4月、41-44ページ
4)概要
パーキンソン病の脳深部刺激導入時の最適な刺激設定の方法に加えて、疾患の進行のともなう症状の変化に応じてその都度刺激条件の変更が必要
になる。
1)名称
患者教育と患者のケア
2)著者
上利
崇、旭
崇、旭
雄士、井関雅子、内山卓也、小林一太、深谷
雄士、井関雅子、内山卓也、小林一太、深谷
⑭参考文献2
2403
親
親
編
編