提案書13(2402頁~2600頁) (185 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
整理番号
366204
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
「経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術
施
日本泌尿器科学会
24泌尿器科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
ツリウムレーザーを用いるもの」、あるいは「経尿道的前立腺吊上術」と経尿道的膀胱結石摘出術の併
31麻酔科
関連する診療科(2つまで)
00なし
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
平成30年度
提案当時の医療技術名
通則14「複数手術に係る費用の特例」において、「K798膀胱結石、異物摘出術1 経尿道的手術」と組み合わせ可能な術式として、「K841-5経尿道
的前立腺核出術」の追加が提案された
追加のエビデンスの有無
有
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
K
K798, K841-2 2, K841-6
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
その他」を選んだ場合、右欄に記載
○
通則14「複数手術に係る費用の特例」において、「K798 膀胱結石、異物摘出術1 経尿道的
手術」と組み合わせ可能な術式として、「K841-2 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術2
ツリウムレーザーを用いるもの」および「K841-6 経尿道的前立腺吊上術」の追加を要望す
る。
前立腺肥大症に膀胱結石が併存している症例に対して、経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術(ツリウムレーザーを用いるもの)(K841-2 2)、ある
いは経尿道的前立腺吊上術(K841-6)と、経尿道的膀胱結石破砕術(K798)を同時に実施する。
文字数: 119
再評価が必要な理由
前立腺肥大症では、しばしば膀胱結石を合併することが報告されている。前立腺肥大症と膀胱結石を有する症例に対しては、膀胱結石の摘出のみ
を行った場合の再発率は17.4%と高率であることから、前立腺肥大症および膀胱結石摘出のための手術を同時に行うことが一般的とされている
(文献①)。前立腺肥大症に伴う膀胱結石の原因は、症例により異なる可能性もあり明らかではないが、尿の停滞(残尿)による膀胱内での結石形
成の主な原因と考えられており(文献②)、年齢上昇と前立腺体積の増加(文献③)および膀胱内への前立腺腺腫の突出(文献④)がリスクファク
ターとして報告されている。実際には、これらのリスクファクターを有する前立腺肥大症の症例に対しては、手術適応となることが多く、膀胱結
石を有する症例に対しては、膀胱結石の摘出を同時に行っている。現状の複数手術に係る費用の特例は「K798膀胱結石、異物摘出術1経尿道的手
術」と組み合わせて算定可能な術式が前立腺肥大症に対する一部の手術に限定されているため、臨床実態に合わせ、「K841-2 経尿道的レーザー
前立腺切除・蒸散術2 ツリウムレーザーを用いるもの」および「K841-6 経尿道的前立腺吊上術」の追加を要望する。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
前立腺肥大症では、しばしば膀胱結石を合併することが報告されている。前立腺肥大症と膀胱結石を有する症例に対しては、膀胱結石の摘出のみ
を行った場合の再発率は17.4%と高率であることから、前立腺肥大症および膀胱結石摘出のための手術を同時に行うことが一般的とされている
(文献①)。前立腺肥大症に伴う膀胱結石の原因は、症例により異なる可能性もあり明らかではないが、尿の停滞(残尿)による膀胱内での結石形
成の主な原因と考えられており(文献②)、年齢上昇と前立腺体積の増加(文献③)および膀胱内への前立腺腺腫の突出(文献④)がリスクファク
ターとして報告されている。実際には、これらのリスクファクターを有する前立腺肥大症の症例に対しては、手術適応となることが多く、膀胱結
石を有する症例に対しては、膀胱結石の摘出を同時に行っている。現状の複数手術に係る費用の特例は「K798膀胱結石、異物摘出術1経尿道的手
術」と組み合わせて算定可能な術式が前立腺肥大症に対する一部の手術に限定されているため、臨床実態に合わせ、「K841-2 経尿道的レーザー
前立腺切除・蒸散術2 ツリウムレーザーを用いるもの」および「K841-6 経尿道的前立腺吊上術」の追加を要望する。
現在の複数手術に係る費用の特例では、「K798 膀胱結石、異物摘出術1 経尿道的手術:8,320点」と組み合わせて算定可能な術式は、「K841経
尿道的前立腺手術1 電解質溶液利用のもの:20,400点、2 その他のもの:18,500点」、「K841-2 経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術1 ホルミ
ウムレーザー又は倍周波数レーザーを用いるもの:20,470点」、および「K841-5 経尿道的前立腺核出術:21,500点」に限定されている。
K
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
K798, K841-2 2, K841-6
医療技術名
「膀胱結石、異物摘出術 経尿道的手術」、「経尿道的レーザー前立腺切除・蒸散術2 ツリウムレーザーを用いるもの」「経尿道的前立腺吊上
術」
2586