提案書13(2402頁~2600頁) (33 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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カテーテル外観
カテーテル挿入状態
日本透析医学会保険委員会実態調査(349症例)
平均
標準偏
差
挿入場所占有時間
0:44
0:27
挿入時所要時間
0.33
0.20
医師
経験年数
1年未満
0.13
0.33
1-5年未満
0.36
0.60
5-10年未満
0.32
0.55
10-15年未満
0.15
0.38
15年以上
0.54
0.56
1.50
0.79
看護師
1.32
0.90
技師
0.59
0.63
カテセット
1.02
0.15
ガウン手袋
1.55
0.60
合計
ガイドライン:日本透析医学会作成の2011年版 慢性血液透
析用バスキュラーアクセスの作製および修復に関するガイド
ライン では、非カフ型カテーテルは主に緊急に血液浄化が必
要な病態に対して,短期間使用されることが推奨される。留
置は個室やパーテーションを用いた,十分に清潔な環境内で
セルジンガー法を用いて行うことが推奨される。
本手技に関しては現在G005-2(1,400点)に準じての請求
となっている。透析に必要な脱血・送血量を得るためにカ
テーテル径は太く、挿入時にもガイドワイヤー挿入、ダイ
レーターでの拡張手技が必要である。挿入にあたってはK
618 中心静脈注射用植込型カテーテル設置 2 頭頸部その
他に設置した場合10,800点に準ずるじた手技として外保連
では位置づけられた。
要望内容
挿入にあたっては難易度も高い処置であり、中心静脈損傷等で大きな合併
症も報告されている手技である。また医療事故調査機構が発刊した中心静脈
カテーテル挿入抜去に係る死亡事故の分析でも非常に危険性の高い手技であ
ることが述べられている。
1)DPC施設で請求ができないこと
2)老健入所者に算定できないこと(多くは近隣の医療機関で挿入されてい
るが、請求できていない(機材含めて持ち出し))
3)他の透析アクセスは全て厚労省のNDBで各県別の件数が確認できるがカ
テーテルのみ全く不明。適正医療の推進のためにも他のコードが必要
4)脱送血を伴うカテーテルであり、単なる中心静脈注射と同じ扱いは問題
以上より、外保連試案に記された必要人数 や時間を加味して点数設定なら
びに手術コード(K)への移設を要望する。
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申請:日本透析医学会