提案書13(2402頁~2600頁) (130 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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(経皮的頸動脈ステント留置術併用加算)について
【技術の概要】
・経皮的にカテーテル類を用いて、頭蓋
内主幹動脈を閉塞している血栓の回収と
頚動脈ステント治療を一期的に行う。
【対象疾患】
・頭蓋内脳主幹動脈閉塞症と頚部内頚動
脈閉塞を合併したタンデム病変
日本脳神経血管内治療学会のアンケート
調査によると、年間対象患者は1,000人
程度と考えられる。
【既存の治療法との比較】
・海外の研究において、頭蓋内主幹動脈と頚動脈閉
塞を合併するタンデム病変では、血栓回収療法単独
よりも頚動脈ステント治療を一期的に併用した方が、
血流再開通率が高くなり転帰良好例が増え転帰不良
例が減少した。一方で、症候性頭蓋内出血などの合
併症率は変わらなかった。
・転帰良好例の増加は入院期間の短縮が期待され、
転帰不良例が減少することは、その治療や介護に要
する医療資源の大きな減少が期待される。
【診療報酬上の取扱】
・K178-4
・要望前:33,150点、要望後:50,520点
(経皮的脳血栓回収術に経皮的頚動脈ステント留置術(K609-2)の1/2
を加算)
閉塞部位
再開通
閉塞
血栓回収前
血栓回収後
2531
頚動脈ステント治療前
ステント留置後
頚動脈ステント治療後