提案書13(2402頁~2600頁) (97 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
【技術の概要】 通則19 K476-4
乳房再建に用いる皮膚拡張器(ティッシュエキスパンダー) 使用基準(添付)において、適応基準として記載されている、
「術前診断においてStageⅡ以下で、皮膚浸潤、大胸筋浸潤や高度のリンパ節転移を認めないこと。」
↓
「術前診断において早期乳癌(Stage0-IIIA)で、皮膚浸潤、大胸筋浸潤や高度のリンパ節転移を認めないこと。」 に修正
【修正が必要な理由】
乳がん診療ガイドライン(2022年)にて、早期乳癌の定義が変わった。
乳癌治療時に同時再建を行う一次再建手技が安定して安全に行えるようになった。当初はリンパ節転移がない症例のみが、一次
再建の適応とされていたが、腋窩郭清や術後放射線療法が施行される症例においてもその安全性が示されるようになった。
乳房全切除術のみと一次再建(腋窩リンパ節転移陽性割合は31~91.7%)を比較した症例対照研究をまとめた8論文のメタアナリ
シスでは、全生存率、局所・領域無再発生存率に関して2群間の統計学的有意差は示されなかった。
【診療報酬上の取り扱い】
K476-4 ゲル充填人工乳房
を用いた乳房再建術(乳房
切除後)の適応条件見直し
である
2498