検-3-2令和6年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和6年度調査)の報告案について (158 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56721.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第72回 4/9)《厚生労働省》 |
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(3) 長期処方の選定療養による影響や課題
一般診療所調査において、長期処方の選定療養による影響や課題について尋ねたとこ
ろ、一般診療所調査全体(339 施設)では「患者への説明や患者からの質問への対応に係
る負担増になっている」、「患者への制度に関する周知が不十分である」がともに 34.5%
であった。
図表 3-87 長期処方の選定療養による影響や課題(複数回答)
n=339
0%
20%
40%
患者への説明や患者からの質問への対応に
係る負担増になっている
34.5
患者への制度に関する周知が不十分である
34.5
医療関係者への制度に関する周知が不十分
である
60%
80%
100%
19.5
制度そのものがわかりづらい
28.0
特別な料金の計算がわかりづらい
20.1
レセコンなどのシステム改修が不十分であ
る
4.7
その他
3.8
特に影響はない
8.3
わからない
10.9
無回答
28.6
【その他(自由記載)の具体的な内容】
・処方時の入力が手間
・後発品含め、薬品の供給が十分でない
・長期処方は基本的に 65 才以下の患者さんにすべき
(高齢者など経過観察のため来院が必要な患者から長期処方を強要されることが多い)
・ジェネリックをやめて先発に一元化して薬価を調整する
・院内在庫が終了するまで(先発の)後発品への切り替えができないため、レセコンへの入力の
手間が必要
・感冒薬など後発品の供給が不十分で先発品を使わざるを得ないケースがあった
・薬局からの変更連絡が増えた
・全てにコメントを入れるのに時間がかかる
・処方内容に一般名が増えることで患者さんが今内服している薬が何の薬かわからなくなり誤っ
た内服のリスクが増えている
・薬剤師の業務負担が増加
など
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