検-3-2令和6年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和6年度調査)の報告案について (256 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56721.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第72回 4/9)《厚生労働省》 |
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①
バイオ後続品の採用が進んでいない理由
病院調査において、バイオ後続品への置換が進んでいない医薬品を回答した施設に対し
て、医薬品ごとにその理由を尋ねたところ、医薬品の回答が多かった順に、「インスリン
製剤」(回答数 36)では「バイオ後続品の安定供給に不安があるから」が最も多く、
「ヒト成長ホルモン剤」(回答数 24)及び「テリパラチド製剤」(回答数 22)では「対
象の注射薬が対象となる患者がいないから」がそれぞれ最も多かった。
図表 5-76 バイオ後続品の採用が進んでいない理由(複数回答)
(バイオ後続品の採用が進んでいない医薬品を選択した場合)
特に採用が進んでいない医薬品
診療報酬
上の評価
単位 が十分で
はないか
ら
回答数
インスリン製剤
36
ヒト成長ホルモン剤
24
エタネルセプト製剤
19
テリパラチド製剤
22
リツキシマブ製剤
16
トラスツズマブ製剤
11
ベバシズマブ製剤
17
インフリキシマブ製剤
7
アダリムマブ製剤
13
ラニビズマブ製剤
3
アガルシダーゼ ベータ製剤
11
対象の注
射薬が対
象となる
患者がい
ないから
患者負担
があまり
軽減され
ないから
採用が進んでいない理由
バイオ後 バイオ後 バイオ後
続品の品 続品の安 続品導入
目数が少 定供給に 初期加算
ないから 不安があ を知らな
るから
かったか
ら
先行バイ その他
オ医薬品
との適応
症の差が
あるから
n
3
6
1
5
13
2
0
14
%
8.3
16.7
2.8
13.9
36.1
5.6
0.0
38.9
n
2
13
1
1
5
0
1
3
%
8.3
54.2
4.2
4.2
20.8
0.0
4.2
12.5
n
1
12
1
2
1
0
1
3
%
5.3
63.2
5.3
10.5
5.3
0.0
5.3
15.8
n
2
9
0
3
4
0
0
7
%
9.1
40.9
0.0
13.6
18.2
0.0
0.0
31.8
n
2
10
0
0
0
0
4
2
%
12.5
62.5
0.0
0.0
0.0
0.0
25.0
12.5
n
1
6
1
0
0
0
3
1
%
9.1
54.5
9.1
0.0
0.0
0.0
27.3
9.1
n
0
2
0
1
3
0
9
2
%
0.0
11.8
0.0
5.9
17.6
0.0
52.9
11.8
n
1
1
3
0
0
0
4
0
%
14.3
14.3
42.9
0.0
0.0
0.0
57.1
0.0
n
2
1
3
1
3
0
2
6
%
15.4
7.7
23.1
7.7
23.1
0.0
15.4
46.2
n
0
2
1
0
1
0
1
0
%
0.0
66.7
33.3
0.0
33.3
0.0
33.3
0.0
n
0
7
0
0
2
0
0
2
%
0.0
63.6
0.0
0.0
18.2
0.0
0.0
18.2
【その他(自由記載)の具体的な内容】
・バイオ後発品に対する製剤品質の信頼が低い
・使用患者が少ないため
・処方医の希望
・デバイスの差
・使いたいが安定供給されない
・使用料が少ないから
・薬価差
・採用していないから。
・患者希望
など
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