検-3-2令和6年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査(令和6年度調査)の報告案について (214 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56721.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬改定結果検証部会(第72回 4/9)《厚生労働省》 |
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(4)医薬品の不安定な供給状況によって生じている影響
病院調査における、医薬品の不安定な供給状況によって生じている影響(複数回答)に
ついて尋ねたところ、「後発医薬品を別の後発医薬品に採用品目の見直しを行っている」
が 79.5%であった。
図表 5-21 医薬品の不安定な供給状況によって生じている影響(複数回答)
n=229
0% 20% 40% 60% 80% 100%
後発医薬品を先発医薬品に採用品目の見直しを行って
いる
64.6
後発医薬品を別の後発医薬品に採用品目の見直しを
行っている
79.5
同一成分の後発医薬品の入手が困難なため、代替のた
めの後発医薬品の調達を行っている
77.3
同一成分の後発医薬品の入手が困難なため、同一成分
の先発医薬品の調達を行っている
78.6
同一成分の後発医薬品の入手が困難なため、剤形の変
更等を行っている
45.4
患者からの後発医薬品使用に関する相談や苦情等の対
応を行っている
14.4
後発医薬品の品質や安全性に係る情報収集を行ってい
る
35.4
後発医薬品メーカーや卸から供給に関する情報の収集
を行っている
78.6
処方可能な医薬品のリストを作成し、日々更新している
16.6
オーダリングシステムの医薬品マスタにおいて処方可
否の設定を日々更新している
その他
37.1
5.2
特になし
1.3
無回答
0.4
【その他(自由記載)の具体的な内容】
・各診療科、部署への説明と使用抑制協力依頼、代替品の在庫調整
・抗菌薬が手に入らないため、広域な抗菌薬を使用しなければならない
・医師の診療に不安感を与えている
・出荷調整になると既存先を優先して取引するが、納品実績が3か月ないと卸に既存先として認
めてもらえず、不利益を被っている
・余剰在庫が増加している品目が多くなっている
・供給不安定な医薬品リストを作成し医師に伝えている
・治療を制限する場合がある
・医師に他剤での代用を依頼している
など
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