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提案書19(3602頁~3801頁) (101 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

見直し前の症例数(人)

0人

見直し後の症例数(人)

70,000人

見直し前の回数(回)

0回

見直し後の回数(回)

70,000回

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

現在年間140万人のH. pyloriの除菌療法が行われている推定される。その内の5%の約70000人程度は偽陽性にも関わらず、除菌療法がおこなわれ
ている懸念がある。

上述の①から⑦の検査は保険収載されている。いずれの検査も方法、手技は確立しており、一般の医療機関で実施可能である。

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 特になし
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 特になし
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特になし
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

胃内視鏡検査時の検査では生検に伴うリスクがあるが、ほぼ皆無と考えられます。また、内視鏡検査を用いない検査方法は、便検査、尿素呼気試
験であり、特に重篤な有害事象は起こりえないと考えます。

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

懸念事項無し。

⑧点数等見直し
の場合

見直し前
見直し後
その根拠

該当せず
特になし
特になし

区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

該当せず

区分をリストから選択

番号
技術名

該当無し
該当無し

具体的な内容

該当無し
減(-)

プラスマイナス

⑩予想影響額

予想影響額(円)

約2.7億円の医療費の節減

その根拠

不要な除菌療法の実施に伴う医薬品代、除菌判定にかかわるコストが減じる。今回の提案で現感染の確認のためにもう1法の検査代が必要である
が、除菌不要とされれば、その症例の除菌判定に必要な検査代が無くなるため、検査代は相殺される。除菌費用に関しては、ボノサップ400が551
円で1週間で3857円である。現在年間140万人の除菌が行われていると言われているが、そのうちの5%が偽陽性症例とすると、7万人分の除菌費用
が節約できることとなり、7万*3857=約2.7億円の医療費の節約につながると考えられます。

備考

医療費の節減も重要であるが、感染診断に曖昧さが残る状況での除菌治療は慎むべきであり、現感染が確実である症例にのみ除菌療法が行うこと
が広くできるように感染診断の要件の変更を強く希望します。

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

該当事項無し

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

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