提案書19(3602頁~3801頁) (87 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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d. 届出はしていない
⑭その他
除菌の失敗は、金銭的な面だけではなく2日余分に外来受診し内服期間が7日増加することとなり、患者さんに負担を強いる
こととなります。そのため、2次除菌を拒否する患者は存在しうる。その場合、胃癌予防の観点からの除菌ができず胃癌発
症のリスク軽減ができない。そのため将来の胃癌治療の経費がかかりそのコストは薬剤感受性試験のコストとはくらべもの
にならない額と考える。
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
-
⑯参考文献1
1)名称
H. pylori感染の診断と治療のガイドライン
2)著者
日本ヘリコバクター学会ガイドライン作成委員会
3)雑誌名、年、月、号、ページ
H. pylori感染の診断と治療のガイドライン
4)概要
H. pyloriの除菌治療は感受性試験を行い、もっとも除菌率の高いと考えられる薬物の組み合わせで行われるべきである。
1)名称
Seven-day vonoprazan and low-dose amoxicillin dual therapy as first-line Helicobacter pylori treatment: a
multicentre randomised trial in Japan
2)著者
Suzuki S, Gotoda T, Kusano C, Ikehara H, Ichijima R, Ohyauchi M, Ito H, Kawamura M, Ogata Y, Ohtaka M,
Nakahara M, Kawabe K.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Gut. 2020 Jun;69(6):1019-1026
4)概要
CAM耐性菌では、
る
1)名称
Influence of clarithromycin on the bactericidal effect of amoxicillin in patients infected with
clarithromycin-resistant strains of H. pylori
2)著者
Furuta T, Yamade M, Kagami T, Suzuki T, Higuchi T, Tani S, Hamaya Y, Iwaizumi M, Miyajima H, Umemura K, Osawa
S, Sugimoto K.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Gut. 2020 Nov;69(11):2056.
4)概要
CAMは薬理学的拮抗作用によりAMPCの抗菌作用に影響する。
1)名称
Vonoprazan, a novel potassium-competitive acid blocker, as a component of first-line and second-line triple
therapy for Helicobacter pylori eradication: a phase III, randomised, double-blind study
2)著者
Murakami K, Sakurai Y, Shiino M, Funao N, Nishimura A, Asaka M
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Gut. 2016;65(9):1439-46. H. pyloriの除菌において、プロトンポンプ阻害薬であるLansoprazoleとカリウム競合型ア
シッドブロッカーであるVonoprazanを比較する過程で、クラリスロマイシン耐性につても検討した。Lansoprazoleの場合も
Vonoprazanの場合もクラリスロマイシン耐性では、感受性菌に比較して有意に除菌率が低下した。
4)概要
Lansoprazoleとカリウム競合型アシッドブロッカーであるVonoprazanを比較する過程で、クラリスロマイシン耐性につても
検討した。Lansoprazoleの場合もVonoprazanの場合もクラリスロマイシン耐性では、感受性菌に比較して有意に除菌率が低
下した。一方で、クラリスロマイシン感受性菌では除菌率にVonoprazan とPPIで差は認めなかった。
1)名称
Clinical evaluation of a novel molecular diagnosis kit for detecting Helicobacter pylori and clarithromycinresistant using intragastric fluid
2)著者
Tsuda M, Watanabe Y, Oikawa R, Watanabe R, Higashino M, Kubo K, Yamamoto H, Itoh F, Kato M.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Helicobacter. 2022 Dec;27(6):e12933. doi: 10.1111/hel.12933. Epub 2022 Oct 20.
4)概要
胃液からピロリ菌をPCR法にてピロリ菌を検出し併せてクラリスロマイシン感受性を検査する。それにより適切な抗菌薬の
選択につなげる。
47−48ページ
⑯参考文献2
VPZ/AMPC の除菌率が VPZ/AMPC/CAMの除菌率より有意に高く、CAM耐性菌ではCAMの併用は除菌率を下げ
⑯参考文献3
⑯参考文献4
⑯参考文献5
※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。
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