提案書19(3602頁~3801頁) (155 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
724206
婦人科癌の小線源治療における放射線治療管理料の算定回数の増加
日本放射線腫瘍学会
【技術の概要】
【既存の治療法との比較】
密封小線源治療は婦人科癌の標準治療である。
線量分布図に基づく治療計画は毎回実施される。
線量勾配が急峻で1回に大線量が投与される密封
小線源治療では、治療計画(分布図の作成)は施
術毎に必須とされている(各種ガイドライン)。
治療毎の精密な治療計画プロセスで、良好な局所
制御率と有害事象発生率の低下が報告されている。
毎回算定が可能になれば、不採算を理由に治療
(=標準治療)提供継続を諦める施設を減らせる。
大きな人的 コスト(78,000円/回)
子宮体癌
腟癌 など
現行算定不可能
算定可能に
現行:一連の治療過程において治療計画は外部照
射も含めて2回まで算定(子宮頸癌は4回まで)と
いう制限がある。治療計画の毎回算定を提案する。
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
本提案実現で、婦人科癌の標準治療の一環として
重要な密封小線源治療の質を一層向上し、治療成
績の改善や有害事象の軽減につながる。
外部照射
小線源治療
予想影響額:5.1億円の医療費削減
子宮頸癌
現行算定不可能
診療報酬上の取り扱い
外部照射
M000 放射線治療管理料(分布図の作成1回につき)
2 ,,,腔内照射を行なった場合
3,100点
3 ,,,組織内照射を行なった場合 4,000点
小線源治療
→ 増点はなし
→ 毎回の算定を可能に
【対象疾患】
密封小線源治療が行われる婦人科癌(子宮頸癌、
子宮体癌、腟癌など) 3,000人/年
(現行の回数制限の撤廃または6回まで)
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