提案書19(3602頁~3801頁) (160 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
724207
寡分割照射法の加算の増点
日本放射線腫瘍学会
【既存の治療法との比較】
【技術の概要】
•
乳癌の乳房温存術後と前立腺癌に対する1回線量増加加算
の増点
•
【対象疾患】
治療1回あたりの線量を増やすことによる、効果と安
全性の差はない。
寡分割照射が適切に普及することにより、患者利便
性の向上と医師の働き方改善が得られる。
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
乳癌の乳房温存術後、前立腺癌
全乳房照射;1回線量が2.5Gy以上で1,400点の加算
前立腺癌; 1回線量が3.0Gy以上で3,700点の加算
前立腺癌
乳癌
従前より
上乗せ
従前より 160000
上乗せ
140000
増点の
提案分
120000
60000
50000
40000
医療従事者の
働き方改革
医療資源の
有効活用
増点の
提案分
100000
80000
30000
寡分割照射の推進
(=治療期間の短縮)
60000
20000
40000
10000
感染機会の減少
20000
0
0
従来法
照射料等
寡分割
線量増加加算
乳癌の乳房温存術後放射線治療
の診療報酬
(従来法: 25回、寡分割:16回)
従来法
照射料等
治療待機患者の減少
<現行の待機時間>
乳癌: 1~3か月
前立腺癌:6~12か月
寡分割
線量増加加算
前立腺癌放射線治療の診療報酬
(従来法: 38回、寡分割:20回)
予想影響額:
3761
治療成績の改善
10.4億円の医療費の削減