提案書19(3602頁~3801頁) (5 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
717105
病理検体電子処理加算(トラッキング)
日本病理学会
バーコード管理等の検体トラッキングシステム
の構築が医療安全の観点から必須!!
【技術の概要】
取り違え
⑨報告
取り違え
⑧病理診断
取り違え
⑦染色
⑥薄切
取り違え
⑤包埋
④浸透
取り違え
③手術検体の
切り出し
②検体受付
①病理検体の
採取・
提出
取り違え
病理診断は治療方針を決める重要な医療行為であるが、非常に多数の工程を経る必要があり、そのいず
れの工程においてもヒューマンエラー・検体取り違えが起きうる。
【既存の治療法(現状)との比較・有効性】
検体ラベルの取り違え!
→1,000件に1回
→そのうち1%以下で実際に患者取り違え(全体の0.001%)
令和3年の病理組織標本作製件数:
14,123,556回/年×0.001%=141件の患者取り違えが生じた可能
性あり ←患者不利益
To err is
→損失医療費や損害賠償等の社会的損失額は莫大
human…
手作業
電子化
VS
1億4,900万文字に1文字
→限りなくゼロ
【診療報酬上の取り扱い】
バーコード管理等の検体トラッキングシステムを用いて作製された組織標本に基づく診断を行った場合、病理検体電子処理加算
として36点(※)をN006病理診断料に加算することを要望する。
※一般的な病理診断1380点(病理標本作製料860点+組織診断料520点)×2.6%(単年度医業収入当たりのシステム導入保守費用の平均比率)より算出
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