提案書19(3602頁~3801頁) (165 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
724208
遠隔放射線治療計画の適応拡大
日本放射線腫瘍学会
【既存の治療法との比較】
現行「遠隔放射線治療計画加算」は非常勤施設かつ緊急
時の利用に限定
【技術の概要】
遠隔放射線治療計画:
セキュリティが担保されたネットワーク回線等を利用し、
遠隔地から放射線治療計画を実施する技術
(算定施設は国内施設全体の2%以下(厚労科研(大西班)実態調査より))
常勤/非常勤によらず、また緊急時に限らず、放射線治
療計画が遠隔で可能になることは、医師の働き方改革に
大きく寄与できると考える。
関連施設間での利用(支援施設-治療施設)
・緊急時の利用
・治療施設での残務としての利用
また、施設間連携を促進し、医師または専門スタッフの
少ない施設の高精度放射線治療の実施、指導、および品
質保証をするために有効な手段であると考えられる。
将来的にはIMRTなどの高精度放射線治療の普及や、技
術の均てん化に役立つ可能性が高い。
•
今回、非常勤施設かつ緊急時利用限定を削除すること
を提案する。
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
医師の働き方改革
【有効性】
効果:医師働き方改革、患者の照射待機期間短縮、
コロナ対策、など
予想影響額: 遠隔技術の普及による安全な放射線治療
提供体制の構築により、1.6億円の医療費減額
患者の
照射待機期間短縮
遠隔技術の導入
施設間連携による
指導・品質保証
【診療報酬上の取扱い】
遠隔放射線治療計画加算: 2,000点
【対象疾患】
遠隔放射線治療計画加算の施設基準を満たす保険医療機関
で放射線治療を受ける患者
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3766
非常勤施設かつ緊急時利用限定を削除