提案書19(3602頁~3801頁) (107 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
1)名称
controlled trial
2)著者
Wong BC et al
3)雑誌名、年、月、号、ページ
JAMA 291:187-194, 2004
4)概要
中華人民共和国における胃癌多発地域において、ピロリ菌感染者に対して除菌を行った群(除菌群)と除菌群を行わなかった群(非除菌群)に無
作為に分けて経過観察し、両群の胃癌発生率を比較したところ、除菌群は非除菌群に比べて有意に胃癌発生率が少なかった。
1)名称
Effect of eradication of Helicobacter pylori on incidence of metachronous gastric carcinoma after endoscopic
resection of early gastric cancer
2)著者
Fukase K at al
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Lancet 372:392-397, 2008
4)概要
早期胃癌に対して内視鏡的治療を行った患者に対して、その後ピロリ菌の除菌を行った群(除菌群)と行わなかった群(非除菌群)に分けて経過
観察し、初回と別の部位にあらたな胃癌が発生(2次発癌)する頻度を両群間で比較したところ、除菌群は非除菌群に比べて有意に2次発癌の発
生率が低かった。
1)名称
Effect of early eradication on Helicobacter pylori -related gastric carcinogenesis in Mongolian gerbils
2)著者
Nozaki K at al
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Cancer Sci 94: 235-239, 2003
4)概要
すなねずみに発癌物質を投与した後でピロリ菌を感染させ、その後5、25、45週目にピロリ菌を除菌したところ、感染期間が短い早い時期に除菌
するほど胃癌の発生率は少なかった。
1)名称
Introduction of an examination and treatment for Helicobacter pylori infection in high school health screening.
2)著者
Akamatsu T et
3)雑誌名、年、月、号、ページ
J Gastrornterol 46:1353-1360, 2011
4)概要
国内のある高等学校の2学年の生徒全員に尿中ピロリ菌抗体を用いて一次検診を行い、陽性者に二次検診(精密検査)を施行して除菌治療した3年
間の成績が報告されている。その結果、現在のteenagerにおけるピロリ菌感染率は5%、ピロリ菌が感染していても成人に比べて胃粘膜萎縮の程
度が軽いこと、全国の高等学校の学校検診にピロリ菌検診を導入した場合の費用対効果が述べられている。
1)名称
Screening to indentify and eradicate H. pylori infection in teenagers in Japan
2)著者
Akamatsu T et al.
⑭参考文献1
⑭参考文献2
⑭参考文献3
⑭参考文献4
⑭参考文献5
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
Edit. Shiotani A, Graham DY: Management of Helicobacter pylori -related diseases 667-676, Gastroenterology Clinics of
North Amwrica (Clinical Review Areticles), 2015
文献4)の研究をさらに7年間継続して行った成績が報告されている。費用対効果において、二次検診を内視鏡を用いて行うと胃癌1例あたりの予防
に47万円かかるが、二次検診を尿素呼気試験を用いて行うと約半分の26万円になると試算している。
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
3708