提案書19(3602頁~3801頁) (31 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
717203
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
迅速細胞診(検査中の場合)
一般社団法人
日本病理学会
34病理診断科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
04消化器内科
関連する診療科(2つまで)
02呼吸器内科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
提案当時の医療技術名
令和4年度
迅速細胞診(検査中の場合)、適応拡大
有
追加のエビデンスの有無
N
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
003-2
1-A
算定要件の見直し(適応)
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
文字数: 196
再評価が必要な理由
○
その他」を選んだ場合、右欄に記載
平成30年度改定で収載された「N003-2 迅速細胞診 2 検査中の場合」は患者から採取された生検検体の一部を捺印細胞診、圧挫細胞診の技術
を用いて細胞診標本を作製し、速やかに染色して診断までを5-15分で行ない、検査の終了までにその結果を報告する技術(ROSE)である。検査中
の穿刺回数削減や病理診断率向上に貢献し、再検査の回数を減らすことから患者負担の軽減、医療費削減につながる技術である。
令和2年改定では、超音波気管支鏡下穿刺吸引生検法(EBUS-TBNA)のみであった適応を超音波内視鏡下穿刺吸引生検法(EUS-FNA)においても実施で
きるように適応拡大されたが、対象となる臓器はリンパ節、胸水、腹水に限定され、原発巣を穿刺吸引した場合には適応とならなかった。EBUSTBNAと異なり、EUS-FNAの対象は消化管内腔から近い組織、すなわち胃、十二指腸の粘膜下腫瘍及び膵臓などであり、腹水、リンパ節はほとんど
ない。このため、実質的に算定できず、日常診療において不都合が生じている。そこで、適応をEUS-FNAにて病巣から採取した「生検組織の圧挫
標本を検鏡した場合」を追加して、EUS-FNA全般さらに経気管肺生検法を適応とすることを提案する。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
令和2年改定では、EBUS-TBNAだけであった適応をEUS-FNAにおいて実施できるように適応拡大されたが、対象がリンパ節、胸水、腹水に対して実
施した場合に限定され、原発巣を穿刺吸引した場合には適応となっていない。消化器系の腫瘍を対象とすることの多いEUS-FNAにおいては適応と
なっている臓器を穿刺することが少なく、事実上算定できない状態にあり、日常診療において不都合が生じている。そこで、適応をEBUS-TBNA及
びEUS-FNAにて病巣から採取した「生検組織の圧挫標本を検鏡した場合」を追加して、EBUS-TBNA及びEUS-FNA全般を適応とすることを提案する。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
・対象患者:EBUS-TBNAとEUS-FNAの対象となる担癌患者および癌が疑われる(腫瘍性疾患や炎症を含む)患者(上記記載)。
・技術内容:超音波内視鏡生検下で吸引する採取現場に、細胞診を専ら専門とする臨床検査技師が、その場で細胞標本を作製し、採取量を確認す
る。検査中に病変が確実に採取されているか否かを確認できることで、穿刺回数の減少及び、採取量不足による再検査を減らすことが可能とな
る。
・点数は450点
N
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
003-2
医療技術名
迅速細胞診
2 検査中の場合
3632