高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (110 ページ)
出典
公開元URL | |
出典情報 | 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
女性
40代 がん患者
費での負担もこれ以上家族に追わせるくらいならせめて、安楽死を国に認めて貰いたいと思うくらいには追い詰め
られています。
私はがん治療を経験し、高額療養費に大変助けられました。がん治療は期間が長くなることが多く、負担上限引き
女性
40代 がん患者
上げにより治療の継続が難しくなる方も多いです。引き上げは反対です。単発の治療については引き上げるにして
も、多数回に該当する場合にはこれまでと同額など、なにか措置を考えていただきたいと感じます。
高額療養費制度の負担上限額引き上げは、経済的に困難な患者に過度な負担を強いるだけでなく、治療中断や健康
女性
40代 がん患者
格差の拡大を招く恐れがあります。特に、がんなど継続的な治療が必要な患者にとっては生命に直結する問題で
す。医療費負担を増やすのではなく、効率化や不必要な医療の削減など、別の方法で制度を持続可能にするべきで
す。
女性
40代 がん患者
引き上げられたら治療費があがるので治療をやむなく断念せざるを得ない状況になります。
私は再生不良性貧血の患者です。この病名になる前は骨髄異形成症候群でガンの治療もしておりました。再生不良
性貧血は指定難病でしたが骨髄異形成症候群の治療をしていた時は高額医療制度の適用しかなく抗がん剤治療時は
男性
40代 がん患者
治療費は高額になっていました。病棟で出会った白血病の患者さんがいました。自宅も偶然近いことから仲良くさ
せていただきました。彼もまた高額医療制度の適用しかなく生活は苦しいとおしゃっていて退院後肺炎にかかり入
院費が高いことから入院を拒んでいましたがその肺炎が悪化また再発もしてしまい亡くなってしまいました。もう
少し早く入院していたら助かっていたかも知れませんね。医療費の問題は治療に影響すると思います
女性
40代 がん患者
収入の少ない私には、高額療養費引き上げは死活問題です安心して医療を受けられる日本にして下さい
慢性骨髄性白血病患者です。治療には1日薬価15,000円程度かかり、治療をやめることと命を諦めることが同じな
のです。確かに国全体の医療費高騰ということは理解できます。しかし、がん患者は高額療養費の恩恵にあずかる
男性
40代 がん患者
ことも多く、さらに国民の二人に一人は罹患するという統計データもあります。がんの治療を支える高額療養費制
度の負担をなるべく上げないようにすることで、がん治療を乗り越え、働き、最終的には国に対して社会保障費を
払う側に回れるものとも考えています。自分の治療においては特に多数回該当に関しては引き上げ額の緩和を期待
したいと考えています
110