高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (44 ページ)
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出典情報 | 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》 |
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て子供を保育園にあずける費用や、ささえているパートナーが休暇をとって減収したりします。若い人ほど病気を
女性
30代 がん患者
想定した生活設計をしていないことが多いです。高額療養費があっても通常時より出費がかなりかさみました。ガ
ンのなかには、10年単位で投薬する場合もあります。上限引き上げになると、ガン保険にはいっていない人のな
かには、お金のために治療を諦めなければならない人もでてくるとおもいます。
女性
30代 がん患者
高額な医療費がある日突然必要になるがん治療ですので、患者の不安を金銭的な部分で増幅させるのはあってはな
らないことだと思います。医療費以外にも、ウィッグやケア用品等、がん治療にはとてもお金がかかります。
がん治療は初回でも長期に渡ることが多く、休職を要する状態での長期療養となれば医療保険の給付金でも賄いき
男性
30代 がん患者
れない場合が多々あります。再発となれば給付金も少なく、尚厳しい状況となり高額療養費負担増は治療を諦める
シーンの増加に直結してしまうと感じます。
22歳に慢性骨髄性白血病となり、22歳から(現在38歳)ずっと抗がん剤治療を毎日継続しております。現在は年に4
回の通院で、毎年20万円弱医療費にかかっています。ですが、健康保険組合が変わると、再度高額療養費制度の
女性
30代 がん患者
申請が必要となるため、そのときは35万円程度となりますし、新しい治療を試す等で年の通院回数が増えれば、
その分負担は増大します。最近はあらゆるものの価格が高騰しており、医療費がさらに高くなるのは苦しいです。
がん患者は治療の身体的負担だけでも精神的に苦しいです。さらに今まで以上に経済的負担が大きくなるのはとて
もつらいです。どうか負担上限額引き上げをしないでください。お願いします。
癌が発覚して、休職せざるを得なく派遣だったので仕事がなくなり治療費は嵩むのに収入がなくなりました。治療
女性
30代 がん患者
をしながら働いても通院で休むこともあるので生命保険に入っていても長くかかる癌治療においては生活でギリギ
リです。高額医療や限度額が高くなると治療を諦めなければならないかもしれません。収入も上がらず制度が改悪
されるのは辛い現実です。働く世代、若者世代から奪わないでください。
私は乳がんからの転移性脳腫瘍の治療中です。原発巣の手術を終えたものの、早すぎる再発に社会復帰が遠くなり
女性
30代 がん患者
ました。復帰できたとしても、元の職務につくのは困難であるため、年収が下がることが見込まれます。休職し、
ここまで治療を続けてきましたが、いつまで続くか分からない治療に金銭面の不安が大きくあります。高額療養費
の負担上限引き上げに断固反対します。
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