高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (487 ページ)
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出典情報 | 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》 |
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30代 その他のお立場
治療の進化に伴い生存期間も延びている中で、高額療養費の負担上限が上がるとより患者、患者と生活を共に過ご
す人たちの経済的な負担が長く続くことになり負担が大きいと思います。
薬剤費がかなり高額になっている中、もし自分が病気になった時、その有効な治療にアクセスできなくなると思っ
女性
30代 その他のお立場
た。アクセスできる人とできない人で格差がどんどん広がると思う。加えて、日本市場に魅力がなくなり、外資系
企業の臨床試験からは外され、ドラッグロスが加速すると思う。
累進課税で高い税金を払っているにもかかわらず、負担上限の引き上げにより適切な医療が受けられないような体
制に変えることに反対です。社会保障費用が増える要因は、高齢化社会だけでなく、医療費を適切に国民が使って
女性
30代 その他のお立場
いないことにも起因します。自己負担率を全国民が3割負担にすることがまず最初の一手と考えます。年収が高い
方から取ることは、働き損の風土醸成を加速させるだけでなく、中間層からも徴収しやすくする狙いがあります
が、それでは国が発展していきません。持続可能性のある社会保障制度をどう維持するかについて、国がまずグラ
ンドデザインを出してほしいです。
累進課税により既に再分配は行われており、高額療養費などの制度を活用した治療を受ける権利にまで再分配が発
男性
30代 その他のお立場
生している状況は妥当では無い。高所得の方が治療が受け辛く低所得である方が受けやすいという状況である。国
民皆保険制度にも穴があるので、世界に冠たるなどと盲目的に誇るのではなく、内省して制度設計を考えてほし
い。
社会保険は万一への保険機能を有すべきです。年少扶養控除なき累進課税・上昇する社会保険料、多重所得制限、
物価上昇の下、所得が相対的に高くても手取りは限定的でストックはなく、更なる高額療養費を払う力はありませ
女性
30代 その他のお立場
ん。複数の子の養育(累進保育料・授業料、食費)、家賃等、絶対的な出費がある中、低所得者や高齢者なら受けら
れる治療を諦め、仕事の余力もなくなりかねません。これは、その人の労働能力を奪い、将来不安から少子化も加
速させ、税収面でもマイナスです。保険収載の適正化、生活保護や高齢者の負担上昇(過剰医療抑制)、外国人を皆
保険から分割、救急車の不適切利用有料化等、勤労世帯を犠牲にしない代替策をお願いします。
僧帽弁逸脱症の中等度であり、将来的には弁置換の手術が必要と言われた身です。その時に高額医療費制度を利用
女性
30代 その他のお立場
すると思います。そして父がガンでした。入退院を繰り返しましたが高額医療費制度のお陰で抑えられていまし
た。両親は70代、働ける身でもありませんでしたので引き上げられていたらどうなっていたか分かりません。今
必要な人、これからの人のためにも引き上げは反対です
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