高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (454 ページ)
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出典情報 | 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》 |
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男性
60代
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がん以外の疾病の
患者の家族や遺族
がん以外の疾病の
患者の家族や遺族
父、祖父、祖母と立て続けに亡くなった後、持病が悪化した母は手術が必要に。金銭的に頼る身内も無い中、高額
療養費制度があったからこそ、生活をそれほど圧迫する事なく術後の治療も安心して受けることができました。負
担上限額の引き上げは、治療だけでなく、その先の生活を閉ざしてしまう事になるのではないでしょうか。
苦しんでいる人たちに、追い討ちをかけるようなとこは絶対やめていただきたい。
憲法に「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければなら
女性
60代
がん以外の疾病の
ない。」とあります。負担上限額を引き上げることは、それにより適切な医療にアクセスすることを躊躇させる行
患者の家族や遺族 いであり、決して認められるべきではありません。ましてや国民の所得が30年上がらずむしろ下がり続けてる現
状で愚策としか言いようがありません。
お金がないために治療をあきらめなければいけない人が続出する社会をつくらないでください。平等権にも幸福追
女性
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求権にも反しますし、そのような格差に歯止めのない社会は、お金のない人々だけでなく、全体に余裕がない・恨
患者の家族や遺族 みと罪の意識が蔓延する暗い社会になると思います。全体としてこれを止めるのが国の福祉の責務ではないでしょ
うか。
女性
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60代
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がん以外の疾病の
患者の家族や遺族
がん以外の疾病の
患者の家族や遺族
1型糖尿病(生活習慣とは無関係、自己免疫疾患、誰でも発症しうる)の治療費(インスリンポンプ使用)で毎月3万円
負担しています。それ以外に甲状腺や膵臓、眼科などの負担は大きいです。高額療養費制度の負担が引き上げられ
ると生活できません。
私は難病で主人を亡くしました。希少難病で予後も悪いと言うものでしたが、この制度のおかげで治療費の心配も
少なく、家族にとっては、主人の生きるに充分に寄り添えたことは本当に感謝しています。心も体も弱っている
人、家族を大事に思っていただきたいです。
乾癬治療を永年続け患者会の代表を務めてます。乾癬治療の進歩は著しく、患者の治療選択肢も増え、結果的に
QOLも高まり健常者と変わらぬ生活を送ることも出来るようになりました。しかしそのためには高度の治療(生物
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学的製剤治療等)を継続しなければならず毎月の医療費も高額となり、特に年金だけで生活している高齢者にとっ
患者の家族や遺族 ては日々の生活費を相当切り詰めている状況であります。今回の改正が行われれば今までの乾癬治療の継続が困難
となる患者も現れることになり、結果的にQOLも著しく低下し他の医療福祉制度に頼ることになり、国としては
負担増になるようにも思われます。元気高齢者を減らさないよう今回の改正には反対です。
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