高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (38 ページ)
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出典情報 | 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》 |
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費がかかるため、可能な限り仕事を続ける必要があると考えたからです。ところが、高額療養費の上限額案を見る
女性
30代 がん患者
と、倍増近くになっており、治療を続けられるのか、再発したときに適切な治療が受けられるのか凄く不安に思っ
ています。高額療養費制度はいざとなる治療を受ける時に適用されるものですので、これを引き上げるのは命に関
わる話です。それよりも自己負担0割の方々の日々の過剰な医療行為など、無駄がないかを先に見直してほしいで
す。
私は主人の扶養で高額療養費の限度額が決まっているため、現在月17万円までの支払いが生じています。私自身
はパート勤務で収入も少なく、またガンのサブタイプ的に高額な標準治療の期間が最低1年半と長期に渡ります。
女性
30代 がん患者
受診している病院が複数となったり、3週に一度の分子標的薬が血液検査の結果でずれ込んだりする関係で、年間
4回の限度額の多数月該当も微妙に網羅できず、限度額の引き下げも受けられておりません。その為治療開始して
一年が経った現在も月15万から17万円を支払わないといけない状況でとても金銭的に厳しいです。治療を諦める
ような状況ではなくもっと安心して治療に専念できるような制度であってほしいです。
女性
30代 がん患者
安心して治療に専念するまでにも、負担額の引き上げはしないでいただきたい。長期に及ぶ治療でだんだん金銭的
負担は大きくなる
私は20代でがんに罹患しました。治療の影響でフルタイム勤務は難しく、非正規雇用のため収入は少なく現行の
高額療養費制度を使ってもギリギリの生活です。寛解は望めないと主治医に告げられているためおそらく一生定期
女性
30代 がん患者
的に治療をする必要がありますが、これ以上治療費の上限額があがれば治療を諦めることになります。若い年齢で
がんに罹患した患者は元気でもがん患者であることが理由で不採用となることが多く、同世代の健康な人に比べ収
入が低い場合が多いです。がん患者の収入は本当に短い元気でいられる時間を使って得た貴重な収入です。これ以
上私たちの生活を追い詰めないでほしいです。
慢性骨髄性白血病で一日2万する薬を飲んでいます。体調も優れずなかなか働きに出れないまま高額医療費を限度
額まで診察のたびに払っています。基本的には死ぬまで飲む薬です。主治医に、高額な医療費を払えなくて病院に
女性
30代 がん患者
来なくなるという人もいると、ききました。今後そのような人が必ず増えてくると思います。高い薬を飲まないと
いけないほどの大きな病気で何十年と払い続けなければいけない医療費をあげられるのは死ねと言われているよう
な感覚になり、とても悲しいです。切実に困っています。どうしてもお金が必要であれば公務員の付加給付金をな
くして、他の方と同じように医療費をとってください。
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