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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (355 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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今は亡き母のがん治療において、高額療養費適用となったことがありました。がん治療の最中は、死への恐怖やそ
の他の身体的・精神的苦痛に加えて、失職・介護ケア・家族のケア・保険外の様々な出費などが重なります。その
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40代

がん患者の家族や

際に、保険収載されている治療に対する医療費の自己負担が今以上に高額になることは、皆保険制度に対する信頼

遺族

感・安心感を悪化させるだけでなく、一部の患者の治療の断念や割高な民間の医療保険料負担増に繋がります。政
府・厚生労働省には、目先の公的医療保険の保険料負担の抑制だけでなく、社会全体での負担感の軽減を考えて、
慎重に高額療養費のあり方を再検討して頂きたいと思います。今回の引き上げ議論は拙速すぎます。

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女性

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40代

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40代

がん患者の家族や
遺族
がん患者の家族や
遺族

がん患者の家族や
遺族

まだ他に削れる部分があるはず。無駄を無くせば上げる必要はない。
上限引き上げることによって治療を諦める人が少なからず出てくるのは明白。若い人たちにもがんは多いのに上限
引き上げ故に治療を諦めざるを得ず、助かる命が助からない。少子高齢化の助長にしかならず負のサイクルの始ま
りに過ぎない。
生死をわけてしまう治療が受けたくても受けれなくなるのはおかしいです。しっかり健康保険料を払っているの
に。この制度を見直すのではなく、見直さないといけない制度をきちんと見極めてほいしいです。生きたいのに生
きれなくなります。
癌の治療は高額になることが多いことが、家族が癌になって始めて分かりました。現在の高額療養費制度に助けら
れている患者さんは多いと思いますし、私の父もその一人です。医療費負担額が増えると適切な治療を選択できな

男性

40代

がん患者の家族や

くなってしまうことが十分に考えられ、このことは患者の実質的な意思決定権を奪うことになりかねないと思いま

遺族

す。また、家族としても治療費が理由で十分な治療を受けされることができないとなれば、公平な医療制度の根幹
を揺るがす問題になりかねないと考えています。従い、高額療養費制度の負担上限引き上げには強く反対したいで
す。

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