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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (21 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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まず、今回の負担額引き上げによって治療を諦める労働者世代が増えると思います。働いて納税できるポテンシャ
ルがある人を早死にさせることは日本社会にとって損失だと思います。
また、金銭的余裕の面で、労働者世代ほど治療の選択肢が少なくなり、そもそも納税してない非課税世代や生活保
女性

30代 がん患者

護の人ほど潤沢に選べるのはバランスが悪く制度の不備です。
社会保険の予算が不足しているのであれば、まず取り組むべきことは、支出の見直しではないでしょうか。取り分
を増やすより、高齢者や生活保護世帯の負担率を3割に揃えるだけで支出は抑えられると思います。親の扶養の子
ども(学生)が3割負担なのに、彼らだけが負担が低いのは不思議です。
私はステージIVの乳がん患者です。
ベージニオという薬が3割負担でも月に10数万円と高額なため、高額療養費制度を使っています。

女性

30代 がん患者

がん治療は薬の副作用が強く、通院や検査も定期的にありフルタイムで決まった営業日のマックスは働けなくなる
方もたくさんいます。
がんだけでなく難病の治療や手術、入院で利用する方もいるため、上限額の引き上げは回避いただきたいです。
記載の通りだと思います。
70歳未満の現役世代の中には、仕事や日常生活を続けながらぎりぎりの範囲で医療費を毎月支払い続けている患

女性

30代 がん患者

者とその家族もおり、高額療養費制度における負担上限額引き上げは、高額療養費制度の負担上限額まで支払って
いる患者とその家族、特に「長期にわたって継続して治療を受けている患者とその家族」にとっては生活が成り立
たなくなる、あるいは治療の継続を断念しなければならなくなる患者とその家族が生じる可能性が危惧されます。

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