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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (76 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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現在乳がん治療中です。リムパーザという遺伝性乳がん卵巣がん症候群に対する内服薬を服用中です。この薬はと
ても高額で毎月限度額になります。この薬が終わるとベージニオという薬が始まります。この薬もとても高額で
女性

40代 がん患者

す。身体にまだがんが残っており、これらの薬を続けることが最善だと言われております。現在もぎりぎりの状態
で治療を受けています。高額療養費の負担額上限が引き上げされたら、治療を諦めざるを得ない日が来るかもしれ
ません。現在高額療養制度にはとても助けていただいており、感謝しています。引き上げに関しては断固反対させ
ていただきます。
高額療養費制度の自己負担上限額が段階的に引き上げられることに、がん患者として深い不安を感じています。特

男性

40代 がん患者

に、この負担増は治療継続に影響を及ぼす可能性があり、収入減少時の迅速な区分変更や長期治療者への特別な支
援策など、柔軟な対応を強く求めます。

女性

40代 がん患者

毎月、高額の医療費がかかる治療が続いているので引き上げとなると治療が続けられるのか不安。休職しないとい
けない状況なので負担額が上がると生活が厳しいです。
反対です。私は5年前にCMLが発覚し以後投薬治療を続けています。薬はジェネリックではあるものの継続的に費
用がかかるため高額療養費が減ると大きなインパクトをうけます。自身でも医療保険には入っていましたが、通院

男性

40代 がん患者

治療に適用することはできませんでした。保険が適用されない稀な病気に対する最後の砦として、この制度は救い
になりました。財源の事情はあるでしょうが、命や生活への予算を一番にする国であって欲しいと願います。それ
が日本の魅力になればと思います。
高額療養限度額に達するのは、私自身含めがんなど重い病気を抱えた人です。国は治療と仕事の両立支援を進めて
いますが、治療に伴う心身状況で働けない場合もあり、再発に備えて民間保険にも入れません。化学療法も高額な

女性

40代 がん患者

薬が増え、私自身は区分イのため多数該当になるまで相当な医療費負担が発生しました。高額療養の収入4区分は
大括りなので区分細分化は否定しませんが、4区分の限度額引上げには反対です。収入に応じて相当の保険料を負
担しており、医療が必要な時にもまた過大な負担を強いられのは納得いきません。医療を必要としている人が、適
切な負担で医療を受けられる制度を望みます。高齢者の過剰診療抑制などからまずは改善すべきです

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