高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (345 ページ)
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出典情報 | 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》 |
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女性
40代
がん患者の家族や
遺族
態ではなく、診断された日から一度も出勤できず、半年後には退職となりました。そのような中でも、高額な抗が
ん剤での治療を選択し、できる限り続けられたのは高額療養費制度があったからです。がん治療は、一度きりでは
なく、長く継続されることがよくあります。多数該当の負担額まで大きく上がってしまうことにより、継続的な治
療が受けられなくなる患者が出ることを危惧しています。ぜひ再検討をお願いしたいです。
男性
女性
40代
40代
がん患者の家族や
遺族
がん患者の家族や
遺族
お金がなくて治療を諦める事があってはいけない
夫がいつ終わるかわからない抗がん剤治療中です。高額医療制度を使っても毎月15万円ほどかかっています。子
どもはまだ10歳で色々なことが不安です。せめてお金のことは心配せず悔いのない治療を安心して受けさせたい
です。
現役世代では住宅ローンを支払いつつ、子どもの学費を出しています。さらに病気になり毎月自分の治療費を限度
回答し
ない
40代
がん患者の家族や
遺族
額まで払っています。がん治療は長期に渡り予想していたよりもはるかに治療費がかかっています。今後限度額が
更に上がるようなことがあれば命を諦めざるを得ません。医療費を抑える必要があることは重々理解しています。
しかし重篤な疾患を持っている弱者の負担を上げるのではなく、病院におしゃべりついでにお昼ご飯を食べにくる
ような方から負担してもらうのが先じゃないでしょうか。
男性
40代
女性
40代
がん患者の家族や
負担上限額引き上げは、重い症状になったがん患者のなかでもいわゆるお金持ち以外は生きる事を諦めることにつ
遺族
ながるので絶対に引き上げないでください。
がん患者の家族や
遺族
がんで仕事を続ける事が不可能な状態なので上限の引き上げは本人が困ると思います
患者には大変になる制度変更であるのは間違いないですが、今の日本の医療費は国債を発行して税金を投入してい
る状態であり、今の国民の医療費を払うために後の世代にツケを回している状態ということも踏まえないと、無責
男性
40代
がん患者の家族や
任な世代間の不公平を生む議論になりかねません。保険財政の限りがあるリソースの中で、一定年齢以上の患者に
遺族
高額治療を実施することの是非、終末期医療の在り方、安楽死制度の導入等を含め、国民全体で総合的に合意形成
しなければならない問題ではないでしょうか。高額療養費制度の負担増だけを論点にしても必ず近い将来破綻しま
す。皆保険制度における「公平」の考え方や保険償還の在り方等から議論が必要だと考えます。
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