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高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (306 ページ)

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出典情報 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》
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がんサバイバーでもある医師です。かつて高額療養費制度のお世話になりました。私や家族の治療時にもし高額療
がん患者・がん患
男性

40代 者の家族や遺族・
医師

養費制度の負担引き上げがされていた場合、生活が立ち行かなくなる可能性もありました。日本社会の良い点で
あった医療へのアクセスの経済的な障壁の低さを根本的に変えてしまう大きな変更であると考えており、負担上限
引き上げに反対です。
収入がしっかりあり、税金や保険料をしっかり納めた人ほど、自己負担金額が増える。しかもこれまでに比べて数

がん患者・がん患
女性

50代 者の家族や遺族・
医師

倍の自己負担になる、となれば、必要な手術や治療を受けるのに躊躇する人が必ず増えることが見込まれ、非常に
リスクが高いと考えます。自分自身、がんの既往がありますが、もしこれからの金額を支払うとなると躊躇しただ
ろうと思います。
上限額を支払えないということで治療選択の幅がせまくなっている患者さんをどうするのか(生命予後が短くなる
安い治療を現在も選択されている方もいらっしゃる)高額ではなくとも医療費かかるので、生活保護になれば無料

がん患者・がん患
男性

50代 者の家族や遺族・
医師

だよ!って誘導している人もいるようで、がんの治療開始と同時に生活保護申請する方も多い。医療費の観点から
は社会から個人へ負担を振りかえることは大事なことかもしれないが、社会全体の負担からすると決して負担減に
はならないのでは?生活保護を受けずに頑張ってる人をどう思っているのか そこについての考えをそれぞれききた
く思う。
私は胚細胞腫瘍(胎児性がん)の当事者であり、現役の医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)でもあります。治療の

がん患者・がん患
男性

30代

者の家族や遺族・
医師や看護師以外
の医療関係者

際は希少がんであることや過疎地に住んでいることから治療費や交通費をあわせて莫大な金額がかかりました。ま
た、治療となると休職せざる得ないところがありますので収入も減少します。そのような状況で高額療養費の負担
上限を引き上げると療養中の生活はさらに劣悪になり、場合によっては治療を諦めざるおえない事態があると私は
個人的に考えています。

がん患者・がん患
女性

40代

者の家族や遺族・
医師や看護師以外
の医療関係者
がん患者・がん患

女性

40代

者の家族や遺族・
医師や看護師以外
の医療関係者

引き上げられると、生活が出来ない!がん患者は死ね!と国が言っているようなものだ!

夫婦でがん患者です。お互い長く治療期間が続いています。いまは片方が治験参加中のため医療費は抑えられてま
すが、治験終了となったら高額療養費上限が毎月続きます。このまま高額療養費制度の負担上限引き上げが決まれ
ば、所得を制限したり、病気が進行し働けなくなれば生活保護も考えなくてはならず、心配です。

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