高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版) (41 ページ)
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出典情報 | 高額療養費制度の負担上限額引き上げ反対に関するアンケート取りまとめ結果(第1版)(1/20)《全国がん患者団体連合会》 |
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げの理由として政府は現役世代の負担軽減としているが、がん患者は高齢者だけでなく、私も含む現役世代も多
女性
30代 がん患者
い。もちろん扶養者で働いていない人もいる。若いAYA世代でがんになる人もいる。がん治療は長期に渡り、治療
費は高額で、毎月限度額まで払わざるを得ない。私もステージIVで、毎月終わりのない治療をしている。そんな状
況で、負担額を引き上げることは、経済的格差で治療を諦める人が出てきて、助かる人が助からないこともあり得
る。経済的格差で、治療の選択肢が狭まってはならない。引き上げの撤回を強く望む。
男性
30代 がん患者
治療中は給料が下がるのに支払い金額が増えると生活が成り立たなくなります。働き世代の負担だけを増やすので
はなく、高齢者にも負担を増やしてください。
本当に治療費にお金がかかる。私のようにAYA世代のガンとなると、妊孕性の温存もする方が多いでしょうし医療
期間が別となると更に負担も大きくなる。AYA世代の給与が少ない中でガン治療をするとなる本当に苦しい。治療
女性
30代 がん患者
が出来なくなる。ただでさえこんなに治療費がかかるなら負担になるから死んだ方がいいんじゃないかと思うぐら
いなのに。更に追い込まないで下さい。削減出来るところは他にある。離婚した女性にあてる母子手当てを引き下
げて下さい。それか、パートナーがいないかどうかもっと厳密に審査して下さい。定期的に確認して下さい。パー
トナーがいるのに、税金など支払いを削減する為に離婚している方とても多いです。
ただでさえ治療でお金がかかる中、治療の副作用により満足に仕事も出来る事はない中、収入が減ります。傷病手
当も満額でないのに、通常の生活に加え、治療費がかかるのに、そこを抑えてくれていたものの負担が増えるとな
女性
30代 がん患者
ると生活が成り行かない。物価も上がっている中、病人には治療も仕事の選択もない。治療は続けないといけない
し、収入を増やすための転職も病気の中難しい。簡単にあげようなんて病人には死ねとでも言っているようなもの
だ。余計な事に税金を使わずに真っ当な制度にお金を使っていただきたい。
慢性骨髄性白血病で、分子標的薬による治療を4年ほど続けています。長期的に高額な薬を飲み続けていくこと以
女性
30代 がん患者
外、現在治療法がなく、現時点においても薬代がかなり家計の負担になっており、将来更に負担額が上がると、治
療を続けることが困難になる可能性があります。制度の利用者を幅広く調査いただき、多数該当患者への優遇な
ど、上限引き上げには慎重な取り組みをお願いいたします。
仕事とがん治療の両立を推進されていますが、実際のところ休まざるを得ない状況が多いのが現状です。加えて子
女性
30代 がん患者
育てがある場合は尚更です。負担上限額引き上げは、現状でも厳しい中で、なんとかやっていこうと奮闘する若年
層のがん患者の希望を踏みにじることになります。強く反対します。
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