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資料9 評価シート様式2(案)(令和4月2月28日暫定版) (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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〔民間主導の活動体による取組〕
● 日本健康会議(平成 27(2015)年 7 月発足)
● 日本健康会議 2021(令和 3(2021)年~)
○ 「健康寿命のあり方に関する有識者研究会」において、健康寿命の定義や妥当性、目標等につ
いて整理を行い、報告書をとりまとめた(平成 31(2019)年 3 月)
○ 2040 年を展望した社会保障・働き方改革本部において、健康寿命延伸プランを策定し、2040
年までに健康寿命を男女とも3年延伸し(2016 年比)、75 歳以上とすることを目指すこととし
た(令和元(2019)年 5 月「2040 年を展望した社会保障・働き方改革本部」)
【関連する研究】
○ 健康寿命の延伸に関連して以下のような研究結果(※2)が報告されている。
● 5つの生活習慣※と健康寿命の関係について検証したところ、健康寿命の中央値は最低群
(0~1つ該当)と比較して最高群(5つ該当)が 25.4 ヶ月と、2年程度の差が認められ
た。
※①喫煙:非喫煙又は禁煙5年以上、②身体活動:1日平均歩行時間 30 分以上、③
睡眠時間:1日平均睡眠時間6~8時間、④野菜摂取量:中央値以上、⑤果物摂取
量:中央値以上
● 肥満・高血圧レベルによらず、非喫煙群の健康寿命は喫煙群より健康寿命が短かった。
● BMI25~27 の者に比べ、BMI23 未満又は BMI29 以上の者で健康寿命が有意に短かっ
た。
(※2)「健康寿命及び地域格差の分析と健康増進対策の効果検証に関する研究」(平成 28
~30(2016~2018)年度、研究代表者:東北大学大学院医学系研究科公衆衛
生学分野・教授

辻一郎)

○ 引き続き厚生労働科学研究で、健康寿命の延伸・短縮要因に関する研究(※3)、健康寿
命の予測因子や地域間格差の要因分析の研究(※4)を推進していく。
(※3)「健康日本 21(第二次)の総合的評価と次期健康づくり運動に向けた研究(令和1
~3(2019~2021)年度、研究代表者東北大学辻一郎教授)」
(※4)「生活習慣病及び社会生活が健康寿命に及ぼす影響の解析とその改善効果についての
研究」(令和1~3(2019~2021)年度、研究代表者京都大学近藤尚己教授)
○ 健康日本 21(第二次)分析評価事業(受託者:国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄
養研究所)において、国民健康・栄養調査結果の特別集計により健康日本 21(第二次)実
施期間中の体格及び生活習慣に関する都道府県格差の状況の変化を評価したところ、食塩摂
取量について、都道府県格差が縮小していた。また、世帯収入と生活習慣等の状況の違いを評価
したところ、望ましい変化は見られなかった。(資料3-6参照)
○ 6NC コホート連携事業で「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命の延伸のための提言(第一
次)」を作成(令和 3(2021)年 3 月)
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