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資料9 評価シート様式2(案)(令和4月2月28日暫定版) (203 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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様式2 更新日:令和4年2月 23 日
(領域名)(2)身体活動・運動

背景
○ 身体活動とは、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する全ての動きのことである。
○ 産業構造の変化、機械化・自動化の進展、移動手段の発達等、国民の身体活動量が減少
しやすい社会環境に変化し続けている。
○ 「健康づくりのための身体活動基準2013」策定時に実施したシステマティックレビューの結果は、
身体活動の実施によって、2型糖尿病、循環器疾患、がん、ロコモティブシンドローム、うつ、認
知症等に罹患するリスクを下げることができることを示している。
○ さらに、令和2(2020)年にWHOが発表した身体活動・座位行動のガイドラインは、身体
活動の実施によって心臓病、2型糖尿病、がんが予防され、うつや不安の症状が軽減され、思
考力、学習力、総合的な幸福感を高められると報告している。また、身体活動によって妊婦及
び産後の女性、慢性疾患や障害のある人を含むすべての人が健康効果を得られるとしている。
○ 「身体活動」は、日常生活における身体活動である「生活活動」と、体力の維持・向上を目的
として計画的・継続的に実施される「運動」の2種類に分類される(図1)。このため、国民健
康・栄養調査で実測している歩数を「生活活動」の指標に、質問紙調査で把握している運動
習慣者の割合を「運動」の指標にして、それぞれの目標値を設定した。また、身体活動を促進す
るための環境の整備が重要であることから、身体活動しやすいまちづくりや環境整備に関する目
標を設定した(図2)。
○ 情報通信技術(ICT)の発達に伴い、今まで以上に身体活動が減少しやすい社会環境に
変化し、ますます身体活動不足が蔓延する可能性がある。このため、身体活動の意義と重要性
を広く国民に周知し、適切な身体活動が実践されるよう啓発するとともに、身体活動を実施しや
すい環境をあらゆる場面において整備していくことが重要である。

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