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資料9 評価シート様式2(案)(令和4月2月28日暫定版) (88 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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重症化予防プログラムの効果検証を実施し、その結果を糖尿性病腎症重症化予防プログラムに
反映予定。
○ 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業や腎疾患実用化研究事業、腎疾
患政策研究事業において、糖尿病や CKD の病態解明や重症化予防、診療連携体制構築に関
する研究を引き続き推進。
○(健康寿命延伸プラン)令和 10(2028)年度までに年間新規透析導入患者数(糖尿病腎
症以外の要因含む)を 3.5 万人以下にすることを目標として、慢性腎臓病診療連携体制を全国
展開する。
○ 今後の糖尿病腎症も含めた腎疾患対策の更なる推進について、平成 30(2018)年7月に
「腎疾患対策検討会」において報告書がとりまとめられ、当該報告書を踏まえた、腎疾患対策の取
組の通知を、自治体や関係団体向けに発出したところ。今後は、この報告書に基づき、糖尿病が
重症化し、糖尿病腎症に病態が進行したとしても、早期に発見・診断し、良質で適切な治療を早
期から実施・継続することにより、重症化予防を徹底するため、行政、関係学会、関係団体等の
地域における関係者が連携して対策に取り組めるよう体制を整備し、普及啓発、医療提供体制
整備等の対策に取り組む。
○ 「糖尿病重症化・合併症発症予防のための地域における診療連携体制の推進に資する事業」を
更に推進。
○ 厚生労働科学研究で、(糖尿病学会・日本医師会)大規模糖尿病診療データベースの構築
(J-DREAMS※1、J-DOME※2)を用いた研究を実施。
※1:大規模レジストリ・大規模臨床試験の分析による合併症予防に有効な標準糖尿病診療
のための研究(令和元(2019)~3(2021)年度 研究代表者 植木浩二郎)
※2:糖尿病等生活習慣病対策の地域格差把握とその改善-日本医師会かかりつけ医
データベース J-DOME を活用して-(令和 3(2021)~5(2023)年度 研究代表


野田光彦)

② 治療継続者の割合の増加
○ 治療継続者の割合は、策定時より増加が認められない。目標達成に向け、治療継続の推奨並
びに受診勧奨等の取組を更に推進。
○ 保険者が作成する「データヘルス計画」等に基づき、適切な治療を継続できるよう取り組む保険者
もあり、保険者が行う生活習慣病等の重症化予防や未治療・治療中断者に対する受診勧奨等
の取組について引き続き支援。
③ 血糖コントロール指標におけるコントロール不良者の割合の減少
○ 血糖コントロール指標におけるコントロール不良者の割合の減少は、目標を達成しているが、引き
続き関連する取組を推進。
○ 日本糖尿病学会ガイドラインと整合を取り、本指標について HbA1c≧8.0%の減少へと、更に目
標を厳しくしていくことが重要。日本糖尿病学会・日本老年医学会合同委員会において、75 歳以
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