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資料9 評価シート様式2(案)(令和4月2月28日暫定版) (147 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html
出典情報 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》
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様式2 令和 4 年2月 23 日更新
(領域名)健康を支え、守るための社会環境の整備
背景
人々の健康は、社会経済的環境の影響を受けることから、健康に関心を持ち、健康づくりに取り組
みやすいよう、健康を支える環境を整備するとともに、時間的又は精神的にゆとりのある生活の確保が
困難な人や健康づくりに関心のない人等も含めて、社会全体が相互に支え合いながら、健康を守るた
めの環境を整備することが必要である。 近年、社会における相互信頼の水準や相互扶助の状況を
意味するソーシャル・キャピタル や人間関係を通した支援を意味するソーシャルサポートと健康との関
連に関する報告 1)2) がみられるとともに、健康格差に関する研究が進み、国内外でその存在が指摘さ
3)-6)

れている

。また、未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生、その復旧や復興においては、

家族や地域の絆や助け合いの重要性が再認識されることとなった。 健康づくりへの取組は、従来、個
人の健康づくりへの取組が中心だったが、今後は、個人の取組では解決できない地域社会の健康づく
りに取り組むことが必要となる。
健康日本 21(第二次)開始前の健康づくりの取組は、住民全体を対象とした働きかけとして進
められてきたが、健康に無関心な層、社会経済的に不利な層、地理的に保健医療サービスへのアク
セスが悪い層等へのアプローチは十分行われてきたとはいえなかった。健康格差として、社会経済等の
条件が不利な集団に健康問題が多く、また、社会経済等の状況に格差が大きい地域に住む人に、
健康問題が多いことも報告されているため、この層の健康状態の向上は、国全体の健康状態の向上
に寄与し得る。 こうした課題は、個人への対策では解決できないものであり、特に公的部門の役割と
して地域社会の健康づくりに取り組むことが重要であるであり、本領域の目標項目は下記の通り設定
された。

1 目標項目の評価状況
評価

項目数



目標値に達した





現時点で目標値に達していないが、改善傾向にある



B* Bの中で目標年度までに
目標到達が危ぶまれるもの

(内0)



変わらない





悪化している





評価困難



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