資料9 評価シート様式2(案)(令和4月2月28日暫定版) (53 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24115.html |
出典情報 | 健康日本21(第二次)推進専門委員会(第17回 2/25)《厚生労働省》 |
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要(循環器医療の供給度)、(2)検査や治療の実施状況(循環器医療の必要度)、DPC デ
ータの分析を行っている。この事業のデータセンターと事務局は平成 25(2013)年度から国立循
環器病研究センターに設置され、学会との共同研究を推進している。
○ 「日本脳卒中データバンク」は、国内の 130 施設(令和3(2021)年1月現在)が参加す
る脳卒中患者の登録事業で、平成 11(1999)年から実施されている。平成 27(2015)年
4月より、公益 社団法人日本脳卒中協会から国立循環器病研究センターに運営業務が移管
された。疾患の実態や診療のベンチマークになるような登録事業である。
○ 日本脳卒中協会は、平成 17(2005)年に社団法人として設立され、(平成 24(2012)
年 から公益社団法人)、脳卒中に関する正しい知識の普及及び社会啓発によって新たな脳卒
中発症の減少に寄与すると同時に、脳卒中患者・家族に対する情報提供、自立のための支援を
促進する事業を継続している。
○ 令和3(2021)年に一般社団法人日本循環器協会が設立され、循環器病の予防や治療に
関する普及啓発等、基本法の実現に向けた活動を開始した。
○ 平成 27(2015)年に脳・心血管疾患の危険因子の予防、治療と関連した 11 学会(日本
内科学会、日本疫学会、日本高血圧学会、日本糖尿病学会、日本循環器学会、日本腎臓学
会、日本体力医学会、日本動脈硬化学会、日本脳卒中学会、日本肥満学会、日本老年医学
会)が共同して、「脳心血管病予防に関する包括的リスク管理チャート 2015」を作成し、個別で
はなく包括的な危険因子管理の必要性を提起した。(現在、令和元(2019)年版が公開され
ている。)
○ 日本高血圧学会は、令和元(2019)年に「高血圧治療ガイドライン 2019」を公表し、高血圧
の診断基準や降圧目標値等をアップデートした。また令和元(2019)年から「高血圧ゼロのまち
づくり」モデルタウンの募集を行った。
○ 日本動脈硬化学会は、平成 29(2017)年に「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2017 年
版」を公表し、LDL コレステロールのスクリーニング基準と管理目標値を示している。現在、
令和4(2022)年に改訂版を公表すべく作業が進行中である。
<循環器疾患の危険因子の管理に関する取組>
○ 喫煙対策(詳細は喫煙領域に記載)
● 喫煙に関して、禁煙支援マニュアル(第二版)増補改訂版の策定(平成 30(2018)年
5月)や禁煙週間におけるイベント等の開催、「たばこ対策促進事業」等を実施。
● 診療報酬におけるニコチン依存症管理料について、情報通信機器を用いた診療に係る評価が
なされるとともに、加熱式たばこの喫煙者も対象となるよう要件が見直された。
● たばこパッケージの注意文言の表示面積を 30%以上から 50%以上に拡大した他、たばこの
段階的な税率増加を行った。
○ 栄養・食生活(詳細は栄養・食生活領域で評価)
● 食塩摂取量の減少、野菜・果物摂取量の増加、肥満・やせの減少等に向け、食生活指針や
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