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提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (161 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑥普及性

年間対象患者数(人)

5,760

国内年間実施回数(回)

5,889.60

※患者数及び実施回数の推定根拠等

令和3年 社会医療診療行為別統計 令和3年6月審査分によると、認知機能検査その他の心理検査 操作が複雑なものは
件数4,800、診療実日数4,908、保険診療点数1.374,240点であった。現在同項目には10検査があり、新たな検査の追加で
10%増加すると、対象人数は4,800件X10%X12か月=5,760、実施回数は4,908日X10%X12か月=5,889.6

⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

アメリカ精神医学会の操作的診断基準(DSM-5)では自閉スペクトラム症(ICD10における広汎性発達障害)において、感覚
異常があることを診断基準に加えている。このように広汎性発達障害の診断において感覚異常の把握は非常に重要な位置を
占めるようになっているが、国内にはこれまで感覚異常を把握する尺度が存在しなかった。感覚プロファイルは知的障害、
発達障害の領域を中心に,国際的に最も広く利用され、信頼度の高い尺度である。医師、心理士など、精神障害・知的障
害・身体障害に関する一定の知識を有するものが実施することが望ましい。

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)

なし

人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)

医師が自ら、又は医師の指示を受けた他の従事者

その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

医師が自ら、又は医師の指示により他の従事者が自施設において検査及び結果処理を行い、かつ、その結果に基づき医師が
自ら結果を分析した場合にのみ算定する。医師は診療録に分析結果を記載する。本邦で標準化されている(文献2、5)

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

副作用はなく、安全師は問題なし。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題なし。行動障害を未然に予測し対応することは社会的意義が高い。



妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い

点数(1点10円)

280

その根拠

検査及び結果処理に概ね1時間以上を要し、2 操作が複雑なものに相当する

区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)



番号

283

技術名

WISC-R知能検査

具体的な内容

現在、同趣旨のWISC-Ⅲ知能検査及びWISC-Ⅳ知能検査が、保険収載され広く使用されており、区分番号「D28
3」発達及び知能検査の「2」の「操作が複雑なもの」WISC-R知能検査は削除可能と思われる。

増(+)

プラスマイナス

予想影響額



予想影響額(円)

16,490,880

その根拠

令和3年 社会医療診療行為別統計 令和3年6月審査分によると、認知機能検査その他の心理検査 2操作が複雑なもの
は件数4,800、診療実日数4,908、保険診療点数1.374,240点であった。現在同項目には10検査があり、新たな検査の追加で
10%増加すると、1.374,240点X10%=137,424点。年間の金額は137,424点X10円X12か月=16,490,880円となる

備考

なし

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
なし
器又は体外診断薬
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

3)調べていない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。



d. 届出はしていない

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

⑭その他

なし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

なし

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