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提案書03(0399頁~0598頁)医療技術評価・再評価提案書 (55 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑯参考文献1

1)名称

高齢者在宅医療・介護サービス

2)著者

日本老年医学会・日本在宅医学会・国立長寿医療研究センター

ガイドライン2019

3)雑誌名、年、月、号、ページ

高齢者在宅医療・介護サービス

4)概要

在宅療養者への栄養療法は、体重増加、ADL改善に効果がある可能性があり、栄養療法ならびに栄養士による介入を提案す
る。(GRADE 2B)

1)名称

出雲地域における在宅NST(Nutrition Support Team)活動とその介入効果

2)著者

中山真美、東口髙志、馬庭章子、金本由紀子、花田 梢、杉浦弘明、高見由美、熊谷岳文、林 恵美、福場衣里子

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本静脈経腸栄養学会、2019年、8月、第1巻1号、13-21

4)概要

在宅NST介入患者101人を対象し介入効果の検証を実施した。栄養状態改善群75名においては、エネルギー充足率、BMI、ア
ルブミン、トランスサイレチンで有意な改善を認めた。在宅NSTの介入理由は99人(97%)が低栄養およびリスク患者であ
り、そのうち52人(53.1%)は専門的知識や対応を必要とした。その内訳は、嚥下調整食を必要とする嚥下障害が38人
(38.9%)、がんに伴うイレウスのハイリスク群が6人(6.1%)、心不全・腎不全に対する厳密な治療食が6人(6.1%)、抗
がん剤治療中が2人(2.0%)であった。

1)名称

在宅訪問栄養食事指導による栄養介入方法とその改善効果の検証

2)著者

井上啓子、中村育子、高﨑美幸、前田玲、齋藤郁子、前田佳予子、田中弥生

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本栄養士学会誌、2012年、8月、第55巻8号、656-664

4)概要

訪問栄養食事指導を利用している62例中、指導継続者53例の介入時と3カ月後の比較では、エネルギー、たんぱく質の栄養
素等摂取量、体重は有意に増加、MNA、QOLおよびADLが有意に改善した。要介護高齢者の「訪問栄養指導時の栄養上の課題
およびニーズ」では、「体重を管理したい」21%、「誤嚥を予防したい」16%、「たんぱく質摂取量不足を改善したい」
8%、「栄養素量を確保したい」8% であった。新規の患者では「誤嚥を予防したい」と「病態を改善したい」とのニーズ
がそれぞれ50%であり、誤嚥性肺炎への対応の要望が多いことが示唆された。

1)名称

Observational Variables for Considering a Switch from a Normal to a Dysphagia Diet among Older Adults
Requiring Long-Term Care: A One-Year Multicenter Longitudinal Study.

2)著者

Takeda M, Watanabe Y, Matsushita T, Taira K, Miura K, Ohara Y, Iwasaki M, Ito K, Nakajima J, Iwasa Y, Itoda M,
Nishi Y, Furuya J, Watanabe Y, Umemoto G,Kishima M, Hirano H, Sato Y, Yoshida M, Yamazaki Y.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Int J Environ Res Public Health, 2022, May, (19),

4)概要

施設入居する要介護高齢者431名(平均年齢87.4±7.9歳)に対して、1年間常食から嚥下調整食へ変更した要因について検
討を行った。400名の栄養状態良好群で常食を提供していた251名の中で、1年後47名が嚥下調整食へ変更となった。変更に
なった要因は、口腔周囲筋機能、舌の動きの低下、残存歯が影響していると示唆された。多職種で口腔機能のアセスメント
をすることで、早期に問題点を把握し嚥下調整食への対応を行うことが、誤嚥性肺炎予防になると考えられる。

1)名称

がん患者の消化管閉塞に対する訪問栄養食事指導の取り組み

2)著者

熊谷琴美、伊藤勇貴、岡田希和子

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本在宅医療連合学会、2023年、2月、第4巻1号、28-31

4)概要

患者は40代男性、十二指腸癌腹膜播種による十二指腸狭窄のため十二指腸ステント留置施行した症例である。総合病院主治
医より固形食の摂取は禁止、水分補給のみの指示が出された。退院後、患者が固形食を食べたいという要望に在宅医、訪問
看護師と連携のもと管理栄養士による訪問栄養食事指導を実施。9日間と短い期間の中、固形食を安全に食べる支援を行っ
た。しかしながら、経静脈栄養管理の段階からの栄養介入の医師からの指示はなかった。今後、早期に管理栄養士が介入
し、固形食の摂取の可能性をアセスメントすることが、固形食を食べる期間を長くし、患者、家族のQOLにつながると推測
された。

ガイドライン2019、2019年、6月、114-118

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

6586. doi: 10.3390/ijerph19116586.

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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